- 発行日 :
- 自治体名 : 滋賀県
- 広報紙名 : 滋賀プラスワン 令和7年秋号 vol.213
2025年、国スポ・障スポや大阪・関西万博の開催をきっかけに新たな有形無形の価値やつながりが滋賀で生まれています。この輝きを滋賀のレガシーとして未来に引き継いでいきましょう。
■国スポ・障スポの輝き
◆みんなでつくる、サステナブルな大会
滋賀県では、琵琶湖を中心とした環境への取組を行っており、本大会でも「わたSHIGA輝く国スポ・障スポMLGs宣言」を掲げ、環境に配慮し実践する大会を目指しています。皆さんも観戦の際はマイボトルを持参するなど、身近なところから取り組んでいきましょう!
式典会場では、PLAコップを設置しています。マイボトルが無い方でもこのコップで水分補給し、環境配慮の取組に参加!
※PLAコップ:サトウキビが原料のPLA樹脂を使用したコップ
◆大会初!障スポ全競技会場にカームダウンスペースを設置
カームダウンスペースとは、気持ちを落ち着かせることが必要になった場合に利用できる場所です。発達障害、知的障害、精神障害等の方が安心して来場できるよう、障スポ初の試みとして、全ての競技会場に設置します。また、国スポ・障スポの開・閉会式会場にも設置します。
◆共生社会の実現に向け、青森県と共に宣言!
障スポ開催にあたってのノウハウは後催県の青森県に共有し、引き継がれます。共生社会実現に向け、両県共に取り組んでいくことを宣言しました。
◆おもてなしや支援、「支える」人も輝く大会
9月28日に行われた国スポ総合開会式は約1,000人の出演者がおもてなしの気持ちを込めて練習を進めてきました。運営ボランティアの応募者数はのべ11,050人。選手達を歓迎する花を育てる花いっぱい運動や、競技会場や駅周辺のクリーンアップ運動など、おもてなしの準備もみんなで行いました。
企業・団体の皆さんからの応援やご支援もたくさん。大同生命保険株式会社とは、障スポへの特別協賛をきっかけに新たに包括的連携協定を締結しました。
■未来への輝き
◆「滋賀の魅力発信ページ」を公開!
琵琶湖や歴史、食など、多岐にわたる滋賀の魅力。国スポ・障スポや大阪・関西万博をきっかけに滋賀に興味を持った方々に向けて、魅力をまとめて紹介する「魅力発信ページ」を公開しました。
7つのテーマ、150項目以上を紹介しており、今後も継続して魅力をお届けしていきます。
■大阪・関西万博の輝き
◆滋賀県ブースが大好評県内各地で撮影された四季折々の映像
「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに10月13日まで開催されている大阪・関西万博。関西パビリオンの滋賀県ブースでは、映像と光の空間アートで、琵琶湖を中心とした県内各地の魅力を発信しています。幻想的な演出に加え、県産の素材等の活用、待ち時間を活用したスタッフによる滋賀の案内やウェルカムカードのプレゼントなど、来場者の皆さんにさまざまな形で滋賀を体感いただいています。
「ウェルカムカードの提示で湖上観光が割引になる企画も。万博から滋賀へいざないます!」
◆「滋賀県デイ」ではオーストリアとの交流も
国の形と琵琶湖の形が瓜二つというSNS投稿をきっかけに、滋賀県はオーストリア・ブルゲンラント州と交流を進めています。万博会場では「滋賀県デイ~びわ湖サマークルーズ~」にて、ヨーゼフハイドン私立音楽大学と石山高校による共同演奏が実現。
・お互いの練習方法を知れる貴重な経験になった!
・音楽は世界共通だと感じることが出来た!
県内では、近江八幡(おうみはちまん)市西之湖周辺のサイクリングロードを「ブルゲンラント・ロード」と命名し記念看板を設置。今後も双方の交流を発信していきます。
▽滋賀キッズミュージアムネットワークが出展
県内美術館等が連携し、日替わりで万博会場の「滋賀魅力体験ウィーク」に登場。体験プログラムに約1,400人が参加。
▽海外パビリオン関係者が観光地視察ツアーに参加
13か国24名が観光地視察ツアーに参加し、ミシガンクルーズや陶芸体験で滋賀の魅力を体感。
▽琵琶湖・淀川流域から国内外へ“水のつながり”を発信
「いのち育む“水”のつながりWEEK」では、琵琶湖・淀川流域内の“水のつながり”によって育まれた豊かな自然や文化を紹介。
▽県内でしがオープンファクトリーを開催
万博で高まるものづくりへの関心を受け、県内8工場で子ども向け工場見学を開催。11月には2地域(長浜(ながはま)・湖南(こなん))にて開催予定。
◆子どもたちの万博体験
滋賀県の子どもたちが1人1回無料で万博に入場できる子ども招待を行いました。約44,000人の子どもたちへチケットを配付し(8月末時点)、参加した子どもたちからたくさんの感想をいただきました。
・大屋根リングが想像よりも大きかった!
・海外パビリオンに入ると海外旅行に来たみたいな気分!