- 発行日 :
- 自治体名 : 滋賀県草津市
- 広報紙名 : 広報くさつ 令和7年11月号
歯と口はその人の健康を支えるなど、人生の中でとても大切な役割を担っています。
赤ちゃんから高齢者まで病気を予防し、健康な生活を送るためいつでも相談に応じてくれる「かかりつけ歯科医院」を持ちましょう
■かかりつけ歯科医院での歯科検診のお仕事をのぞいてきました!
STEP 01:むし歯や歯周病などの検査
小さな変化も見逃さず、口の中をチェックします
STEP 02:歯石除去
むし歯菌や歯周病菌を増やさないように、歯石を取ります
STEP 03:PMTC(歯面清掃)
歯の汚れや着色を取り除いて、ツルツルの歯にします
STEP 04:ブラッシング指導
一人一人に適した正しい磨き方や歯ブラシの選び方などをアドバイス
◎こんなにたくさんのお仕事で私たちの歯を守ってくれているのですね
■なぜ定期歯科検診が必要なのか歯科医師に聞きました!
オリハラ歯科クリニック
院長 折原雅洋さん
むし歯や歯周病は、痛みや違和感があったときにはすでに進行していることが多く、放置すれば歯を失う原因にもなります。特に歯周病は成人の約8割がかかっています。こうしたトラブルを防ぐには、定期的な歯科検診がとても重要です。検診ではむし歯や歯周病の早期発見だけでなく、歯石やバイオフィルムと呼ばれる細菌の塊を取り除き、再発や進行を防ぎます。さらに、歯磨きの仕方や生活習慣の見直しについても、一人一人に合わせたアドバイスを行います。こどもの乳歯や生えたばかりの永久歯はむし歯になりやすく、適切なタイミングのフッ素塗布がむし歯予防につながります。定期歯科検診は口の健康を守るだけではなく、体全体の健康寿命を延ばすためにも大切なステップです。自身の歯でずっと食べられる喜びを維持するために、今できることから始めていきましょう。
■こどもにもかかりつけ歯科医院をもち、口の健康を守りましょう
2歳6カ月児と3歳6カ月児のむし歯の罹患率が増えています。ジュースや甘いおやつを食べる習慣があると、歯みがきが難しい奥歯の嚙み合わせの溝や、歯と歯の間がむし歯になりやすいです。乳歯にむし歯があると口の中のむし歯菌が増加し、永久歯もむし歯になりやすい口の状態が作られます。甘いおやつを食べるときはお茶や水で、ジュースはお楽しみの日にするなどにして、食べ方に注意しましょう。
◇乳歯20本
丸で囲んだ歯が生え始めたら受診しましょう
※詳細は本紙P.7をご覧ください。
問合せ:子育て相談センター(さわやか保健センター3階)
【電話】561-2331
【FAX】561-2491
市ではかかりつけ歯科医院を持つ第一歩として節目歯科健康診査・妊婦歯科健康診査を実施しています
問合せ:健康増進課(2階)
【電話】561-2323
【FAX】561-0180
