くらし [市長メッセージ]森中 高史(もりなかたかふみ)市長の元気ヤマモリ
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- 発行日 :
- 自治体名 : 滋賀県守山市
- 広報紙名 : 広報もりやま 令和7年12月1日号
■障害の有無によらず、相互に尊重し合う 真の共生社会を目指して
12月3日(水)~9日(火)は「障害者週間」。障害者の福祉についての関心と理解を深め、障害者があらゆる分野の活動に積極的に参加する意欲を高めることを目的として国が定めたもので、今号の市長メッセージでは、関連するさまざまなトピックを取り上げます。
10月に開催された「わたSHIGA輝く障スポ」では、守山の選手も大いに活躍し、私たちに感動と興奮を届けてくれました。また、福祉事業者の皆様には、会場でのお菓子のふるまいや売店出店にご協力いただき、ありがとうございました。
また、守山市障害者スポーツ協会(ユニスポもりやま)は、障害のある人もない人も一緒に楽しむことができる地域に根ざしたスポーツの普及などのため、熱心に活動されています。ぜひホームページをご覧いただき、一緒に活動してみませんか。
先月23日には市民ホールで「みんなのルシオールカーニバル~ひろがるふくしの“わ”~」が開催されました。昨年まで別々に開催されていた、もりやま地域共生大会・もりやまふれあいフェアとルシオールAKF秋色が一つになり、表彰式典、福祉活動推進校の取り組み発表、障害サービス事業所の活動紹介、障害疑似体験などとともに、映画やコンサート、子ども体験教室などで大いに盛り上がりました。
重い障害がある人の住まいの場・過ごしの場の確保・充実も課題です。5月には、立田町にグループホーム「ぷくぷく立花II」が開所しました。今後もニーズに応じた施設の整備を検討していきます。また、市民交流ゾーンの金森町地先では、県立特別支援学校の新設に向けた準備が進められています。
このほか、相談支援の充実のための計画相談員の人材確保支援、手話通訳者の確保に向けた講座の開催、大規模災害時における「避難行動要支援者」の避難支援のための「個別避難計画」の作成などを進めています。計画作成に当たっては、地域、相談支援事業所、民生委員・児童委員の皆さまなどと連携して進めます。
障害のある人が自らの意思に基づいて行動を選択し、自身の能力を十分に発揮できる、真の共生社会の実現には、市民の皆さま・地域社会全体での理解や支援が重要です。市の取り組みに対するご理解・ご協力をよろしくお願いします。
