子育て はぐくみ通信 子どもへの関わり

アメリカ先住民に伝わる教訓で、『乳児は何があっても肌を離すな。幼児は肌を離せ、手を離すな。少年は手を離せ、目を離すな。青年は目を離せ、心を離すな』という言葉があります。
赤ちゃんから5~6歳までの親子関係では、スキンシップをとおして、具体的に一緒に経験する関わりが大切になります。「できたね」「すごいね」という言葉だけではなく、頬をくっつけたり、くすぐったり、たかいたかいをしたり、ハイタッチをしたり、よりダイレクトに伝わる方法がありますね。
分かる言葉や言える言葉が増えると、「〇〇の時に△△してうれしいね!」など具体的に伝えることが大切になります。
同時に、『自分でやってみたい』『○○(身近な人)みたいになりたいけど、うまくできない』ことを経験する時期でもあります。「こうしてみたら?」とやって見せたり、一緒に行うことで、新たな方法に気づくチャンスになります。
もし、ぐずぐずした気持ちが長引く時は、まずは落ち着くことが最優先。安全な場所でそっとしておくことも一つ。ぎゅっと抱きしめる、ゆっくり体をさすることでほっと一息、気持ちがほぐれるきっかけになることもあります。
子育てについて大切なことは、時代や文化が違っても世界共通なのかもしれませんね。

問合せ:こども家庭センター母子保健係
【電話】558-8670【FAX】554-6101