くらし まちのたから発見

◆ひの基金設立準備会
今回は、市民コミュニティ財団「ひの基金」の設立をめざして取り組まれている「ひの基金設立準備会」を紹介します。

◇「ひの基金」とは
日野町の課題解決や地域活性化など社会的に意義のある取り組みをみんなで応援する仕組みです。設立により、行政でも金融機関でもない、地域のつながりを生かした新たな資金循環が生まれます。
これにより、寄付金や休眠預金などのほか、金融機関や行政と連携したさまざまな方法で資金を調達し、町のために活動する方々を支援することができます。資金だけでなく、他機関と連携したコーディネイトや伴走支援も検討されています。

◇取り組みのきっかけ
町長が掲げる「共創」の取り組みのひとつとして、すでに実績のある「公益財団法人東近江三方よし基金」の協力のもと、令和3年度に行った地域課題の抽出から、新たな資金循環の仕組みづくりの必要性が示されました。その後の協議や勉強会を経て、令和6年度にトム・ヴィンセントさん(日野)を中心に民間主体の「ひの基金研究会」、令和7年度に「ひの基金設立準備会」を立ち上げられ、財団設立に向けて取り組まれています。

◇みんなで基金を設立したい
財団設立のためには、基本財産として300万円が必要で、現在寄付を募集されています。トムさんは、「大口の寄付があれば数人でもできてしまいますが、そうではなく、日野町に住んでいる人たちや関わりのある人たち、みんなで一緒につくりたいと思っています。これまでは資金などの問題でできなかったことに対し、この仕組みによって応援することができます。みんなでよりよい町をつくっていきましょう。一口3,000円で寄付を募集中ですので、ぜひ、多くの方のご協力をお願いします」と話されました。

◇ひの基金の仕組みのイメージ

申し込み・問い合わせ先：
ひの基金設立準備会事務局(大窪792)【電話】090-1101-0628
企画振興課　企画人権担当(役場3階)【電話】0748-52-6552
企画振興課でも寄付を受け付けています。