スポーツ まちのたから発見

◆レスリング全国大会入賞
3月22日(土)に東京都で“JOCジュニアオリンピックカップ2025年U(アンダー)15全日本レスリング選手権大会”が開催され、日野レスリングクラブ所属の倉本滉太(くらもとこうた)さん(日野)と高橋叶和(たかはしとわ)さん(日野)の2名が出場されました。
12月末に開催された近畿大会で優勝して全国大会への出場権を獲得され、倉本さんが「フリースタイル」62kg級で全国2位、高橋さんがU15の大会では今回初めて行われた「グレコローマン」57kg級で全国3位の輝かしい結果を収められました。
今回は、倉本さんと高橋さんに
(1)レスリングをはじめたきっかけ
(2)全国大会に向けて取り組んだこと
(3)試合後に感じたこと
(4)今後の目標
をお伺いしました。

◇[フリースタイル62kg級]全国2位 倉本滉太(くらもとこうた)さん(大会当時中学2年生)
(1)父がレスリングをしていたことがきっかけで、4歳からクラブチームに加入しました。
(2)初戦の相手から強かったので油断できなかったです。相手の選手も強いので、対戦相手の以前の大会での動画を観るなどして全国大会に向けて対策をしました。
(3)最後の試合で、負けて悔しかったですが、全国2位になれて達成感がありました。
(4)5月に行われる全国中学生レスリング選手権大会で優勝できるようにがんばります。

◇[グレコローマン57kg級]全国3位 高橋叶和(たかはしとわ)さん(大会当時中学3年生)
(1)父と兄がレスリングをしていたことがきっかけで、3歳からクラブチームに加入しました。
(2)全国から強い選手が集まるので、いつもより緊張して身体が思うように動かなかったです。予選の近畿大会と全国大会では、60kgの階級から、57kgの階級で出場できるように1か月かけて5kgの減量をしました。お菓子をやめるなどの塩抜き、半身浴、厚着での練習などを行い減量しました。
(3)優勝してアジア大会の日本代表になることを目標に練習してきたので、大会直後はショックで立ち直れなかったですが、コーチから「次のU17の大会に向けてがんばろう」と声をかけてもらったので、次の大会に向けてがんばっています。
(4)相手の選手のことを調べると自分は緊張して普段の実力を発揮できないときがあるけれど、いろいろな大会で実績を積んで、自分が強くなって相手を威圧するくらいの選手になりたいです。