- 発行日 :
- 自治体名 : 滋賀県愛荘町
- 広報紙名 : 広報あいしょう 2026年1月号
■「刈りフェス2025」で学校がひとつに!
10月に「刈りフェス2025」が秦荘中学校で開催されました。
このイベントは、生徒会が主体となり、「体育大会を迎える前に、みんなで気持ちのよいグラウンドにしよう!」という思いから企画された取り組みです。
生徒会では、ポスターの作成や、校内放送での呼びかけなど、準備の段階から力を合わせて取り組みました。
当日は、有志の生徒に加えて地域の方々も参加し、グラウンドの草むしりや石ひろいに汗を流しました。仲間同士で声をかけ合いながら作業する姿や、地域の方と笑顔で言葉を交わす様子も見られ、終始にぎやかで温かな雰囲気に包まれていました。
一番多く草をむしったチームには、生徒会手づくりの特製メダルが贈られ、保健体育委員会チームが優勝し、笑顔でメダルを掲げました。
生徒会のメンバーからは、「思っていた以上にたくさんの人が集まってくれて嬉しかった」「みんなが楽しみながら参加してくれて本当によかった」との声が聞かれ、達成感に満ちた表情を見せていました。
体育大会に向けて、グラウンドがきれいになり、学校全体の気持ちもひとつになりました。
■歩いて、解いて、甘い発見♪スイーツウォーク
10月12日、愛知川公民館駐車場を発着点に、歩いて町を巡る「愛荘町謎解きスイーツウォーク2025~歩いて解いて食べて楽しむ~」を開催しました。
このイベントは、かつて菓子店が多く並んだ中山道愛知川宿の歴史を背景に、町内のスイーツ店や観光スポットの魅力を体感していただくものです。
参加者は、各スポットで謎解きや写真撮影、SNS投稿などに挑戦し、獲得ポイントに応じて特産品を獲得されました。約3時間のまち歩きに「楽しかった」「また参加したい」との声が寄せられました。
現在、謎解きは「愛荘町謎解きスイーツスタンプラリー」として12月28日まで開催中です。
■「共助」でつながる地域防災 島川自治会
10月12日、地震を想定した避難訓練が島川自治会で実施されました。
今回は、避難行動要支援者の方を対象に、ご家族や自治会役員、自警団の支援のもと、指定の集合場所まで避難を行いました。
訓練では、地元の介護事業所の協力による車いす講習や、消防団による水消火器訓練も行われ、参加者は真剣な表情で体験に取り組んでいました。
訓練終了後には、炊き出し訓練で作られたおにぎりと豚汁を全員で試食し、和やかな雰囲気の中で交流を深めました。
大規模災害が発生した際には、地域による共助が何よりも重要です。こうした取り組みが町全体に広がり、災害に強い地域づくりにつながることを期待しています。
■町へのご寄附に感謝 企業版ふるさと納税
10月21日、株式会社NEXYZ.ファシリティーズから、企業版ふるさと納税を通じて、寄附をいただきました。
これを受け、役場本庁舎にて寄附に対する感謝状贈呈式を行いました。
同社からは、50万円と空気清浄機3台(約90万円相当)を町にご寄附いただきました。
贈呈式では、有村町長から大前取締役副社長に感謝状が手渡され、寄附を通じて地域発展に貢献していただいたことへの感謝の意が述べられました。
今回のご寄附は「愛荘町町制施行20周年機運醸成事業」に活用させていただきました。
■つながり隊が紡ぐ歴史のバトン
10月23日、「民協OBつながり隊」の皆さんが、歴史文化博物館で、地域の貴重な歴史を未来へつなぐお手伝いをされていました。
つながり隊は、民生委員のOBで構成され、今春から月に数回、資料の整理作業に取り組まれています。
この作業は、博物館が地域の方からお預かりした資料を保存・活用するために、丁寧にほこりを落とす大切な工程です。その後、博物館にて、資料の目録作成や写真撮影が行われます。
参加者は「地域の役に立てることがうれしい。資料の内容が分かると、地域の歴史が見えておもしろい」と話され、和やかな雰囲気の中にも、地域の記憶を守る誇りが感じられました。
■剣心会60年の節目を飾る大会
10月26日、創設60周年記念愛知川剣心会少年剣道錬成大会が滋賀県立愛知高等学校体育館で開催され、町内外から多くの剣士が集まり、日頃の稽古の成果を競い合いました。
大会の結果、小学生の部・中学生の部ともに愛知川剣心会Aチームが見事優勝を果たしました。
一覧については本紙をご参照ください
▽小学生の部
優勝:愛知川剣心会A
▽中学生の部
優勝:愛知川剣心会A
■キルトとテディベアがつむぐ、ぬくもりの物語
0月31日まで、「キルトとテディベア展」が愛知川図書館の回廊ショーウィンドーで開催されました。
会場には、アーミッシュキルトを中心に、100点を超える色とりどりのキルト作品が並び、一針一針、丁寧に縫い上げられたあたたかみのある作品が来場者を迎えました。
また、手づくりのテディベアも展示され、型紙から衣装まで作家の手によるもので、表情やしぐさのひとつひとつに個性が光ります。
作品展は、まるで絵本の世界に迷い込んだような、やさしくあたたかな空間が広がり、訪れた人たちは作品に込められたぬくもりを楽しんでいました。
