健康 明日も良い日!高齢者お元気予報(第25回)

■「明るく・楽しく介護予防」地域包括支援センターだより
▽楽しく認知症予防してますか?
春の陽気が心地よい季節になりました。皆さん元気にお過ごしですか?
最近、人の名前や地名が出てこず、「あの~、あの人。ほら、顔は出てるんやけど…」とか、「去年行った場所。あの~、あの人と行ったやん。あれよ、あそこよ」などの会話で、「あの~、あれ」でよく通じるなあと大笑いしたことは、誰にでもありますよね。
そこで出てくるのが「アンタ、もう認知症やわ」のひと言。でも、〝物忘れ〟と〝認知症〟では、忘れる内容や範囲が異なります。
〝物忘れ〟は、前述のように人名や地名などの一般的な知識や断片的な記憶を忘れる傾向があり、忘れたことに自覚があります。ヒントやきっかけがあれば思い出すこともあります。
しかし、〝認知症〟は自分の経験した出来事そのものを忘れるのが特徴です。
例えば、食事をしたことを忘れてしまい、また食事をしようとするなどです。こうした症状は進行することがあり、記憶力や判断力が低下し、日常生活にも支障をきたします。
そこで、日ごろから、頭の健康を意識してみてください。地域包括支援センターでは、コロナ禍に自宅で認知症予防に取り組んでいただくため、手作りの「脳トレーニング問題」を作成し、毎月発行しています。今年の2月で50号を迎え、ひと月の発行部数は800部以上で、好評をいただいています。間違い探しや計算問題、難読漢字などバラエティに富んだ問題を掲載しています。
役場福祉課や図書館で配布していますので、ぜひチャレンジしてください。

問合せ:地域包括支援センター
【電話】0749-42-4690