- 発行日 :
- 自治体名 : 滋賀県愛荘町
- 広報紙名 : 広報あいしょう 2025年12月号
■もりもり刈るよ!小学生稲刈り体験
9月初旬から中旬にかけて、東びわこ農協の方や農業ボランティアの方々等の協力のもと、町内4小学校で稲刈り体験が行われました。
この体験は、子どもたちがお米や農業について学び、食の大切さを知ってもらうことを目的に、地元農家の方々の協力のもと、田植え体験と稲刈り体験が行われています。
児童たちは、地域の農家の方から鎌の持ち方や安全な使い方を教わり、黄金色に実った稲を一束ずつ丁寧に刈り取りました。
初めは慣れない手つきに戸惑う児童もいましたが、コツをつかむとスムーズに作業を進められるようになり、友達と声を掛け合いながら協力して刈り取りを進めました。
また、刈り取った稲がいっぱいになると、コンバインまで運び、コンバインで直接脱穀する様子を間近で見学していました。
作業を終えた児童たちの表情は達成感にあふれ、「苗がこんなに大きくなるなんて驚いた」「トンボがたくさん飛んでいて秋を感じた」などの声も聞かれました。
児童たちは、田植え体験や稲刈り体験を通してお米の育て方を学ぶとともに、農家の人たちのお米づくりに対する想いや苦労についての理解を深めました。
■八日市高校野球部23年ぶりのベスト4進出
第107回全国高等学校野球選手権滋賀大会において、八日市高校野球部が23年ぶりにベスト4に進出しました。その報告のため、同校野球部で活躍する当町出身の生徒6名が町長を表敬訪問しました。
野球部の皆さんは「一人ひとりがやり切ったという気持ちでいっぱいです。チームワークもよく、プレッシャーよりも楽しさを感じながらプレーできました」と大会を振り返り、喜びや達成感を語りました。
町長からは「当町出身の皆さんが高校でも活躍し、素晴らしい成績を収めてくれたことを誇りに思います。今回の経験を自信に、これからもますます成長し、地域に元気を与えてください」と激励の言葉を贈りました。
生徒の皆さんの今後のさらなる活躍に期待しています。
■努力実るぶどう収穫体験
9月3日、ぶどうの収穫が秦荘西小学校で行われました。地域ボランティアの皆さんの協力を得ながら、児童たちが草むしりや袋かけを行い、大切に育ててきました。当日収穫された房は、太陽の光をたくさん浴び、ずっしりと重みがありました。
児童たちは、房が落ちないよう手を添えながら、一房ずつ丁寧に収穫しました。収穫後は試食を行い、「昨年より甘くて美味しい!」「たくさんぶどうができてうれしい」と笑顔で話す姿が見られました。
また、今年のぶどうは糖度18.5度と、平均を上回る甘さが大好評で、収穫したぶどうは給食時に全校児童へ配布されました。
■心で感じる 杉山亮さん「ものがたりライブ」
9月6日、「杉山亮ものがたりライブ」がハーティーセンター秦荘で開催され、親子連れを中心に57人が参加しました。
会場では、児童書作家・杉山亮さんが豊かな表現で物語を語り、子どもから大人までがその世界に引き込まれていきました。
参加者からは、「物語や手遊びがいっぱいで、楽しくてあっという間の時間でした」「夫婦で参加しました。息子が小さい頃によく読んでいたので懐かしく、私たち自身も夢中になりました」といった声が寄せられ、笑顔で語る姿が見られました。
ものがたりライブを通じて、参加者たちは、物語を聞く楽しさを体感しました。
■災害リスクを学び備えよう 愛荘町防災訓練
9月7日、愛荘町防災訓練が秦荘東小学校で実施され、地域住民や消防団、警察など関係機関が参加しました。
当日は火災を想定した煙体験や断水時の給水訓練、気象情報の正しい理解を促す説明など、生活に役立つプログラムが行われました。
また、事故車両からの救出訓練やヘリコプターによる搬送訓練など迫力ある実働訓練も披露されました。
参加者からは「煙体験でも前が見えず怖かった」「避難所用のダンボールベッドが想像以上にしっかりしていた」との声が聞かれました。
今回の訓練は、防災意識を高め、自らや家族を守る準備を考えるきっかけとなりました。
■正しく賢く使おう ソーシャルメディア
9月11日、愛知中学校では、1・2年生を対象にソーシャルメディア研究会の冨田講師を迎え、情報教育講演会が行われました。
講演では、SNSの利用方法や課金、写真投稿の注意点について、具体的な事例を交えて説明がありました。
特に「ネット上に投稿した情報は一度広がると消すことは難しく、使い方を誤ると自分や相手の人生を狂わせる危険がある」との指摘に、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。
テーマごとの話し合いでは「ラインで誤解を招く発言を見つけたらどうするか」「ゲーム依存の原因は何か」などについて意見交換をしました。
生徒代表からは「正しい使い方を身につけたい」との感想もあり、講演を通じてネットとの向き合い方を考える大切な機会となりました。
■大会選手たちを花でお出迎え 花いっぱい運動
9月14日、国スポ・障スポアーチェリー競技会場を彩る「花いっぱい運動」が行われました。
当日は、地域住民やボランティア約110人が参加し、アーチェリー競技会場となる秦荘グラウンド前の花壇に、暑さに強いニチニチソウ約1360本を丁寧に植え付けました。
会場前に設けられた花いっぱいの花壇は、全長約70mにわたり、訪れる人を華やかに迎える準備が整い、多くの方に楽しんでいただける会場となりました。
