- 発行日 :
- 自治体名 : 滋賀県愛荘町
- 広報紙名 : 広報あいしょう 2025年12月号
愛荘町民生委員児童委員協議会には、3つの部会(高齢者福祉部会、児童福祉部会、障がい者福祉部会)があり、さまざまな活動を行っています。今回は、その活動について一部紹介します。
■障がい者福祉部会 活動報告
▽大津少年鑑別所・守山「びわこみみの里」研修(令和7年7月18日)
今回の研修は、民生委員・児童委員の任期最後の研修となり、他部会、事務局含む18名が参加しました。大津少年鑑別所は法務省所管の施設で年間延5,400名ほどの収監者があり、家庭裁判所の処分決定の前にどうして非行を犯したのか等を調査判定をするために、一時的に収容される施設です。調査官との面接や心理テスト、学習支援など多様なプログラムに参加します。また『心の相談室おうみ』としてご家族や関係機関の相談に応じるなど地域社会における非行防止に関する援助を目的とする施設です。
聴導犬は音が聞こえない、聞こえにくい人に生活の中の音を知らせます。令和7年10月1日現在、聴導犬は、全国に52頭で、滋賀県では4頭が活躍しています。ここでは聴導犬が音に反応してご家族や飼い主に知らせる様子を実演していただき、重要な役割について学びました。聴覚障がいを持つ方自らが聴導犬を育てているのは全国でもこの施設だけだそうです。
▽児童福祉部会 活動報告
児童福祉部会では『子育て支援拠点活動』を行っています。町内の子ども・子育てにかかわる施設を訪問し、行事のお手伝いをさせていただきながら子どもたちと交流して、今の子どもたちの状況を知ったり、子育ての課題を実感したりして意義のある活動です。町内の子育て支援センターや幼稚園・保育園の夏祭りのお手伝い、ジャガイモ掘り、カレー作り、七夕飾り作り、夕涼み会等のお手伝いで交流し、子どもたちから元気をたくさんもらいました。特に直近のつくし保育園での「びんてまり作り」のお手伝いでは、愛荘町の伝統工芸に幼いころから触れる機会を作っておられる取り組みに感動しました。
また、部会独自での研修では、委員それぞれの得意分野をいかして学び合い、委員同士の交流を行っています。7月25日に「折り紙で簡単に作れるおもちゃ」をテーマに交流研修を行いました。
問合せ:
愛荘町民生委員児童委員協議会
民児協事務局/愛荘町役場福祉課【電話】0749-42-7691
