子育て 少年センターだより「麻薬・覚醒剤・大麻乱用防止運動」

10月1日から11月30日までの2か月間、「麻薬・覚醒剤・大麻乱用防止運動」が全国的に展開されました。
薬物乱用者の多くは、ちょっとした好奇心から安易に使い始め、1回だけと思って始めた人も徐々に使用する量や回数が増え、繰り返し使用することで、薬物をやめたくても自分の意志ではやめられなくなり、精神障害を発症し依存症を引き起こす原因につながっています。
麻薬・覚醒剤・大麻などの違法薬物は、1回の使用でも薬物乱用です。健康に悪影響を与えるため、法律で禁止されています。
中学生や高校生は、心身ともに急速に発達する時期です。薬物乱用が脳や身体を傷つけ、正常な機能を果たさなくなり、心にも大きな悪影響を及ぼし、家族や友達とのコミュニケーションもできなくなってしまうことがあります。誤った情報に流されず「薬物は、1回でも乱用してはいけない!」という強い意識を常に持って、自分の心や身体を大切にしましょう。
薬物の危険性・有害性・違法性について正しい知識を身につけるとともに、一人ひとりが危険な誘惑から自分を守るため、はっきり断る勇気とその場から立ち去る勇気を持つことが大切です。
中学校や高等学校・高等養護学校では、授業で薬物乱用防止教育が行われています。
愛荘町少年センターでも、学校や駅などを中心に薬物乱用防止の啓発活動を行っています。
自分の夢や目標に向かって充実した学生生活を送り、幸せな人生を歩まれることを願っています。

問合せ:愛荘町少年センター
【電話】0749-42-8018