- 発行日 :
- 自治体名 : 京都府綾部市
- 広報紙名 : 広報あやべねっと 令和7年6月号
■製茶工場を訪れ激励
岩本正信副市長が5月20日と28日、市内3カ所の製茶工場を訪問。新茶の出来栄えを確認したり、茶の製造工程を見学したりして生産者を激励しました。
綾部の茶は、全国茶品評会の「かぶせ茶」の部門で産地賞(1位)を受賞するなど、生産技術と品質の高さが自慢。今年も各品評会での上位入賞が期待されます。
■東綾小児童が平和について考える
東綾小学校(鷹栖町)の5、6年生が5月12日、同校で綾部世界連邦運動協会(高橋輝会長)による出前講座を受けました。児童たちは、本市で世界連邦運動が始まったきっかけや世界で起きている戦争と環境問題の話を聞いたり、楽しい未来をテーマに意見交換したりするなどして、地球規模の課題や平和の大切さについて考えました。
この出前講座は、本市の世界連邦都市宣言75周年の節目に、同協会が初めて企画。今後、市内小・中学校等で順次開催する予定です。
■志賀小児童が足環(あしわ)装着を見学
4月に志賀郷地区でふ化した特別天然記念物コウノトリのひな4羽に5月23日、個体識別用の足環が装着されました。兵庫県立コウノトリの郷公園(豊岡市)の職員らが、巣塔に近付き慎重にひなを捕獲した後、足環の取り付けのほか、体重測定や健康状態の確認などを行いました。この日は、地域住民や志賀小学校(志賀郷町)の2、3年生が作業を見学。児童たちは興味深そうに見守り、ひながすくすく育つようにと願いました。
■二王門周辺の整備完了
睦寄町の国宝・光明寺二王門から本堂に続く参道の中間付近にこのほど、休憩デッキが完成しました。府が新設したもので、背付ベンチ2基を備え、美しい山並みや上林の谷を眺望でき、秋から冬には雲海も楽しめます。
二王門周辺は、平成28年に京都丹波高原国定公園のエリアに指定。府が令和元年度から、トイレ整備や園路舗装を行ってきました。休憩デッキの完成で、施設整備が完了。観光客やハイキングを楽しむ人が、安全で快適に散策できる環境が整いました。
■433人が上林を駆け抜ける
6月1日、睦寄町の二王公園を発着点に「2025あやべ二王門登山レース」(市・市スポーツ協会主催)が開催されました。競技は最短2キロ、最長10キロを走る全14部門で実施。遠くは佐賀県や埼玉県など、市内外から433人が出場しました。福知山市から参加した30代男性は「二王門付近が一番しんどかった。良い結果が出せるように練習して、また来年リベンジしたい」と笑顔で話しました。
■新たにコミナス1人迎える
市は6月2日、地域おこし協力隊(コミュニティナース)に八幡市出身の重本悠斗さんを任命しました。任命を受けて、重本さんは「母のふるさとである綾部で活動できることをうれしく思う。地域の人との関係づくりからはじめ、健康維持や疾病予防に取り組んでいきたい」と抱負を語りました。
本市では現在、協力隊員1人とそのOB2人が、奥上林・中上林・西八田地区でコミュニティナースとして活躍中。重本さんは、7月に開所する西部いきいきセンターを拠点に活動する予定です。