- 発行日 :
- 自治体名 : 京都府綾部市
- 広報紙名 : 広報あやべねっと 令和7年9月号
■戦後80年 あやパークで平和祈願
地球市民の集い実行委員会(委員長、山崎善也・綾部市長)は終戦の日の8月15日、綾部市民平和祈願の集いを開催しました。戦後80年を迎えた本年は、会場を上野町の藤山公園(寺山山頂)から並松町のあやパークに移して実施。市民ら約150人が参加し、平和のモニュメントの鐘が鳴り響く中、戦没者の冥福と恒久平和を願って黙とうをささげました。
■まちづくりセンター より便利で安心な施設へ
市はこのほど、市役所まちづくりセンターをリニューアルしました。施設の長寿命化とともに、エレベーターや多目的トイレを新設したり、会議室を増設したりするなどして、多くの人が利用しやすいように改修しました。2階には、災害対策本部機能を併設し、防災ネットワークシステムを整備するなど、有事の際の体制強化を図っています。供用開始は9月17日です。
■初出場で全国3位に輝く
救助技術の正確さや速さを競う「第53回全国消防救助技術大会」が8月30日、兵庫県三木市で開催され、市消防本部の消防士3人が「ほふく救出」の部に出場。息の合ったチームワークを見せ、51チーム中3位入賞を果たしました。
3人は6月に実施された府の選抜会で優勝。同本部で初めて全国へ挑みました。出場した3人は「皆さんに支えてもらったおかげ」と、周りの人たちへの感謝を述べました。今後も、市民の安全・安心のため訓練を重ねていきます。
■雨の夏祭り、地域住民でにぎわう
旧口上林小学校(十倉名畑町)で8月11日、「YaiYai(ヤイヤイ)こども夏まつり」が開催されました。この祭りは口上林、山家両地区の出身者などによる実行委員会が、地域の子どもたちに楽しい夏の思い出をつくってもらおうと企画し、今年で3回目。会場には、飲食やスーパーボールすくい、射的などさまざまなブースが設置され、雨にもかかわらず、多くの来場者でにぎわいました。
■6市総後期計画の原案を諮問
市は8月26日、まちづくりの指針となる第6次綾部市総合計画の後期基本計画(令和8~12年度)の策定に向け、市振興計画審議会を発足。ものづくり交流館(青野町)で初会合を開催し、計画の原案について諮問しました。審議会は、各分野の団体代表者と公募の市民2人の35人で構成。12月末までに4回会議を行い、令和8年1月に答申する予定です。計画案は市ホームページなどで閲覧できますので、市民の皆さんも意見をお寄せください。
■綾部の茶ダブルで最高位に
8月26日から29日に奈良市で開催された「第79回全国茶品評会」のかぶせ茶の部で、両丹いきいきファームが最高賞の1等1席(農林水産大臣賞)を獲得しました。また、「第77回関西茶品評会」(8月6~8日、宇治市)では、市内茶生産者が同部門の1等3席までを独占。本市が、審査成績の最優秀市町村に贈られる産地賞(1位)を6年ぶりに受賞しました。綾部の茶の品質の高さが、改めて証明されました。
■西部地域で「コミナスの部屋」を初開催
市は9月1日、上市自治会集会所(物部町)で、西部地域で初となる「コミナスの部屋」を開催しました。「コミナスの部屋」は、看護師の資格があるコミュニティナースが公会堂等を訪問し、健康体操の実施や個別相談等に応じる取り組み。1人暮らしの高齢者の見守りの役割も担い、安心して暮らせる地域づくりにつなげます。参加者からは「コミナスには、気軽に相談できる窓口として期待している」との声が寄せられました。