- 発行日 :
- 自治体名 : 京都府京田辺市
- 広報紙名 : ほっと京たなべ 令和8年2月号(No.957)
さまざまな分野における男女共同参画を推進するため、性別にとらわれず個性を発揮し、活躍している市民を紹介します。
■フードバンク京田辺 代表 佐野良一さん(82)
〔「フードバンク」で笑顔を届ける〕
◇活動内容は
貧困などが原因で食事を十分に食べられていない家庭に、寄付された食料などを集めて、配るフードバンク活動を行っています。市内の施設・スーパーマーケットなどに回収箱を置かせてもらっていますが、約2週間で一杯になります。年々量は増え、昨年は17トンを超えました。集まった食料は、子ども食堂や社会福祉協議会、民生委員などを通じて配っています。
◇活動するきっかけは
「共働きが増えている昨今、こどもにお金だけ渡して外食させている家庭が増えている」。10年前に、小学校の先生から聞いたこの言葉がきっかけで、子ども食堂「チームせせらぎ」を立ち上げるとともに、フードバンク活動を始めました。
◇活動していて良かったと感じることは
食料を受け取った人の笑顔や感謝の言葉がうれしいです。また、人の役に立つことや、この活動がなければ捨てられていた食料を、生かすことができていることにやりがいを感じます。
◇家族の反応は
活動を理解し、嫌な顔せず笑顔でいてくれる妻の協力に感謝しています。照れくさくてなかなか感謝を伝えられないので、最近は家事を手伝うようにしています。
◇今後の目標は
相手の視点に立って話をよく聞く傾聴力を高めていきたいです。私は自分の会話に相手を引き込むのは割と得意ですが、相手をしっかり見て、聞く力を高めることでもっと寄り添うことができるのではないでしょうか。若者も巻き込んで、支援の輪を広げていきたいと考えています。
80歳を超えても、精力的に活動する佐野さん。「誰かのお役に立てていることがうれしい」と話す笑顔に優しい人柄を感じました。
問合せ先:人権啓発推進課
【電話】64-1336
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