スポーツ 《特集》世界が集い、風を切り裂く ツアー・オブ・ジャパンJPF京都ステージ(1)

自転車月間の5月に、本市と精華町を舞台に開かれる国際自転車ロードレース「ツアー・オブ・ジャパン(TOJ)JPF京都ステージ」の見どころやレースの楽しみ方を紹介します。
※「JPF」はステージ協賛企業名です。

■5/19(月)開催
自転車ロードレースとは、一般公道を舞台に争うスリリングな自転車競技です。選手たちは、1日で決着がつく短距離レースから、2日以上にわたって複数の都市を転戦するステージレースまで、さまざまな形式で熱い戦いを繰り広げます。

◇国内最大のステージレース
平成8年にスタートした国際大会「ツアー・オブ・ジャパン」は、国内最大規模の自転車ロードレースです。この大会は、大阪の堺ステージを皮切りに、8日間で8都市を転戦しながら東京ステージを目指す国内最大のステージレースです。
総走行距離は驚異の770kmにも及び、選手たちはその道のりで数々の試練に立ち向かいます。

◇レースの種類はいろいろ
レースの種類も多彩で、100分の1秒を競う個人タイムトライアルの堺ステージや、約1千200mもの標高差を一気に上る富士山ステージなど、各地の特色を生かしたコースが待ち受けています。選手たちはそれぞれのコースで自らの限界に挑み、観客はその勇姿に魅了されます。

◇京都ステージは5月19日
本市・精華町を周回する京都ステージは、レース2日目の5月19日(月)に開かれます。自転車ロードレースの魅力が詰まったこのイベントをお見逃しなく!

■自然豊かな里山・山岳地帯、近代的な街並みを周回 京都ステージを紹介
平成28年大会から新たに加わった京都ステージは、本市・精華町をまたぐコースを舞台に行われ、今年で7回目を迎えます。自然豊かな里山や山岳地帯と、近代的な街並みが織りなす精華大通りを結ぶ、全長16・8kmのコースを6・5周してタイムを競うこの大会は、まさに挑戦の舞台です。コースの高低差は最大約174m。急勾配やヘアピンカーブなど、選手たちを待ち受ける難所が盛りだくさんの過酷なコースです。

◇普賢寺ふれあいの駅をスタート
午前9時45分、普賢寺ふれあいの駅前に整列した選手たちが、緊張感に包まれながらスタートの合図を待ちます。西へ向かって一斉に飛び出すと、梅の木峠を駆け上がり、精華町域へと突入。京奈和自動車道の狭い側道を通り抜け、精華大通りへと進む選手たち。けいはんなプラザ前を通過した後には、打田地区まで続く急勾配の上りカーブが待ち受けています。山岳賞ポイントを越えると、美しい田園風景が広がる天王・水取地区へと一気に下ります。

◇精華大通りでゴール
6・5周を終えた選手たちが向かう先には、大勢の観客が待ち構える精華大通りのゴールがあります。午後0時45分ごろ、熱い声援に包まれながら、選手たちはこの壮大なレースの幕を閉じます。

レース当日は、交通規制にご協力ください。詳しくは、本広報紙と同時配布するチラシをご覧ください。