- 発行日 :
- 自治体名 : 京都府京田辺市
- 広報紙名 : ほっと京たなべ 令和7年5月号(No.948)
5月31日は「世界禁煙デー」です。喫煙しないことが当たり前の世の中になるよう、たばこと健康への害について関心と理解を深める日とされています。また、国は、同日から始まる1週間(5月31日~6月6日)を「禁煙週間」と定めています。
■たばこは有害物質の缶詰
たばこは、ニコチン・タール・一酸化炭素のほか多くの有害物質を含んでおり、「有害物質の缶詰」と呼ばれています。そのため、肺・喉頭がんや、循環器・消化器・呼吸器疾患など多くの病気の原因となります。また、最近は煙が少ない加熱式たばこも増えていますが、従来品と同様に原料にはたばこの葉が使われ、決して無害ではありません。吸っていない周囲の人にも大きな害を与えます。あなたや大切な人を守るため、この機会にたばこの害について考えてみませんか。
◇パネル・ポスターを展示
市は「禁煙週間」に合わせて、たばこと健康について考えてもらうために、展示コーナーを設置します。
期間:5月29日(木)~6月6日(金)(土・日曜日を除く)
場所:市役所2階市民ロビー
内容:たばこに関するパネル・ポスター・グッズなどの展示
■受動喫煙とは
たばこの先から出て周囲に広がる煙(副流煙)を、周囲の人が吸い込むことをいいます。たばこの煙は、フィルターなどを通して喫煙者が吸う煙(主流煙)よりも、副流煙の方が有害物質の濃度が高いので、吸っている本人よりも周りの人の健康に対してより強い影響を与えます。
■市内の全駅周辺では喫煙・歩きたばこはやめましょう
市は、全ての駅前を「受動喫煙防止啓発区域」に定めています(本紙の図参照)。
同区域に限らず、喫煙する時には周囲に人がいないか確認しましょう。また、人がよく通る場所や狭い通路での喫煙や歩きたばこは、周囲への受動喫煙が起こりやすいためやめましょう。
問合せ先:健康推進課
【電話】64-1335