講座 京丹後市民大学の講座開催 自然の力で農産物を育てる有機野菜つくりを学ぶ

梅本修さん(ビオ・ラビッツ)による「初めての有機野菜つくり」講座を4月20日に開催。たくさんの人が参加して大盛況でした。
当日の様子は、ケーブルテレビでも放送予定!

■オーガニックビレッジの取り組みの一環
市は、有機農業(オーガニック)の拡大に向け、生産から消費までのプロセスを地域一体となって行うオーガニックビレッジの実現を目指し、現在取り組みを進めています。
その一環として、市民に有機農業や有機野菜作りに触れてもらおうと4月20日、京丹後市民大学「初めての有機野菜つくり」講座を開催。定員を上回る多くの申し込みがありました。
講座では、弥栄町で約20年、有機農業を営むビオ・ラビッツ株式会社の梅本さんが講師となり、農場で実際に土作りの様子を披露。梅本さんは「野菜にとってストレスなく成長できる土を作ることが重要」と土作りの大切さを説明しました。
その後の座学では、有機農業をより深く理解するため、栽培する野菜の科(ナス科やアブラナ科など)や原産地、根について解説。参加者から多くの質問が上がるなど、オーガニックへの関心の高さがうかがえました。

■“こんな効果”がある有機農業
▽生物多様性の保全
殺虫剤や除草剤を使用しないことで昆虫や動植物などの多様な生物の住処となります。また、有機物を栄養源とした土壌生物が増え、土の力を維持・増進することにもつながります。

▽地球温暖化の防止
化学肥料は作るとき多くの化石燃料を使用しています。有機物を肥料とするとCO2排出を抑え地球温暖化防止につながります。また、CO2の一部を土中に貯めて大気中から減らすことが出来ます。

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