くらし 都市拠点公共施設整備事業 経緯の説明と幅広く意見を聞く市民広聴会を開催

市民広聴会を市内各町6カ所で開催。より良い都市拠点公共施設を目指し、市民の皆さんからあらゆる観点でさまざまなご意見をいただきました。

10月19日から25日の間、市内6会場において、都市拠点公共施設整備事業と事業のこれまでの経緯についての説明、また幅広く意見を聞くための広聴会を行い、延べ150人を超える市民が参加しました。
広聴会では、拠点施設が商業機能集積エリアに整備されることで、・多世代交流や地域の活性化につながる、・人口減少対策への先行投資になる、といった事業に期待する声がありました。また、屋内の遊び場などは必要としつつ身近な場所の整備を求める声や、災害時の拠点、包括的な子育て支援、障害のある人も気軽に利用できるなど施設の機能充実を希望する声、さらに、運営のあり方についての説明・議論が不足しているという意見もありました。
一方で、高額な事業費や維持費が必要になることから、・将来的な財政負担に対する不安、・他事業との優先順位の考え方、・既存施設の活用検討や、都市拠点エリアでの整備について、・地域間格差の拡大や一極集中につながる懸念、・運転が困難な人のアクセス方法など、事業見直しを求める意見もありました。
市議会における議論の内容と併せ、今回の市民広聴会でいただいた意見を糧に、より良い都市拠点公共施設整備事業のあり方について検討を進めていきます。

問合せ:都市計画・建築住宅課
【電話】0772-69-0530