- 発行日 :
- 自治体名 : 京都府京丹後市
- 広報紙名 : 広報京丹後 2025年12月号(第261号)
ほぉ~、わぁ~、おぉー!丹後のものづくりが開かれた3日間
初のオープンファクトリーに地域内外から多くの来場者!NeoTAN
丹後オープンファクトリー2025NeoTAN(ネオタン)が10月3日から5日まで、京丹後市と与謝野町を会場に開催されました。
これは、市と与謝野町が連携して初めて開催したもので、丹後地域の工場や工房を開放し、製品が生まれる現場や技術に触れることを目的に行われました。会場となった工場などでは、事業者ごとに見学ツアーやワークショップが用意され、メイン会場のTANGO(タンゴ)OPEN(オープン)CENTER(センター)ではトークイベントが実施されるなど多くの企画に、来場者は3日間で延べ約1,500人という盛り上がりを見せました。
来場者は、子ども連れの家族や高校生、大学生などさまざまで、地元をはじめ、遠方からは東京都や愛知県からの来場もありました。
■市内からは18事業者が参加!
このイベントには、織物、機械金属、木工、農業、酒造など京丹後市から18事業者、与謝野町から10事業者の計28事業者が参加。それぞれの現場で、作り手が語る思いと仕事への姿勢を知ることができました。
機械金属業で高精度な金属切削技術を用いて金属部品などを製造するヒロセ工業株式会社では、宇宙分野への挑戦やAIを搭載した最先端設備の紹介、1,000分の1ミリ単位の精度を保つための環境づくり、日々の清掃・整頓の徹底などが紹介されました。
木工業で国産木材の特徴を活かした家具づくりなどを手掛ける株式会社溝川では、木材の加工や組立工程、職人が図面に真剣に向き合う姿を見学。体験では、日本の伝統技術を感じることができる組子細工による麻の葉模様のコースター作りを行いました。
イベント全体を通して来場者から「普段は見ることのできない製造工程や職人の思いを知ることができた」「子どもが楽しみながらものづくりに触れられた」など多くの感想が寄せられました。
丹後オープンファクトリー2025に参加した全28事業者を紹介する動画は市YouTubeチャンネルで視聴できます♪
■市内出展事業者
織物:谷勝織物工場/田勇機業/丹後織物工業組合/丹後クリエイティブセンター西陣織あさぎ美術館丹後館/遊絲舎
機械金属:京都府織物・機械金属振興センター/タムラ/日進製作所グループ/ヒロセ工業/矢野
農業:久美浜観光園/大善
サービス業:大西衛生/KCSセンター京丹後/峰山
酒造:丹後王国ブルワリー/丹後蔵
その他製造業:染色工房嶋津/溝川
※順不同
