くらし 今月のキラッと木津川人 第142回

■「どんな時も高みを目指して」
京都相武館 上垣咲人(うえがきさくと)さん
木津川市出身で、5歳頃から相武館で剣道を始め、小学校の頃には大会などで入賞。中学に入りさらに磨きをかけ、常に目標に向かって努力を惜しまず、昨年11月におこなわれたスポーツ少年団の大会で見事優勝。3月には全国大会へ出場し、ベスト8「敢闘賞」を受賞。相武館での全国大会出場は55年の創立以来、初めてとなる。

▽剣道を始めたきっかけを教えてください。
祖父、父、兄の影響で年長の頃に相武館で剣道を始めました。外で遊ぶことが好きで野球をしたりもしましたが、やはり剣道が楽しい、もっとしたいという気持ちが勝り、続けています。

▽勝つために意識していることはありますか。
2つ上の兄の高校で一緒に練習をさせてもらったりして、練習の時から、常に高い目標を意識して取り組んでいます。特に相手に全力で挑み続けるかかり稽古は、しんどいですが、強くなりたいという気持ちで、誰よりも多く相手に向かい、挑むことを意識して、できたときは達成感と嬉しさがあります。

▽今後の目標を教えてください。
とにかく強くなりたいです。そのために、しんどい稽古を自らしていきたいと思います。レベルの高い相手と戦う時も、自分を高められるチャンスと捉えて、楽しみながら、勝ちにいきたいです。

■京都相武館
館長 高浦譲二さん
市内で一番古い歴史を持つ少年・少女の剣道場です。
4月で創立から55周年を迎え、9・10月に大会を予定しています。
見学や体験は無料で随時おこなっています。
詳しくはホームページを確認ください。お待ちしています。