くらし 特集 今日あなたは何を食べますか?(1)
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- 発行日 :
- 自治体名 : 京都府久御山町
- 広報紙名 : まちの総合情報紙 広報くみやま 令和7年6月1日号 No.1168
▽食材を選ぶ基準
普段なにげなく口にする食べ物。皆さんは何を基準に食材を選んでいますか。
「旬のもの・価格が安いもの・食べたいもの・生産者の顔が見えるもの・健康に良いもの・・・」
▽意外と食べていない野菜
令和5年に久御山町で実施したアンケート調査では、主食・主菜・副菜などをバランス良く食べることを「意識している・少し意識している」人は約78パーセントと、多くの人が意識できていました。
一方、1日に必要な野菜の量である350グラム以上の野菜を食べている人は約1.6パーセントと、非常に低い結果となりました。
▽野菜の生産が盛んな久御山町
久御山町は、小松菜やほうれん草などの軟弱野菜を中心に、九条ネギ、淀大根、キュウリ、トマトなど多彩な野菜が栽培され、新鮮で栄養価の高い野菜が手に入りやすい環境にあります。
地元で生産された野菜を地場産野菜と言い、しっかり熟してから収穫されるので、栄養価が高いものが多いという特徴があります。また、食材の輸送距離が減り、CO2排出削減など、環境負荷を軽減するメリットもあります。
▽19日はくみやま野菜の日
町では、昨年の12月に「『野菜のまち』久御山町食育推進条例」を制定し、毎月19日を「くみやま野菜の日」と制定しました。
久御山町の野菜を皆さんに知ってもらい、食文化を未来へ伝え、住民の皆さんが健康でいきいきと暮らせるように取り組みを進めています。
▽生活をつくる「食」
私たちの生活に欠かせない食。1日3食、1年間で1095食を口にしています。食べることでほっと一息ついたり、コミュニケーションのきっかけになったり、そんな1食1食があなた自身の身体をつくり、生活そのものをつくっています。
6月は食育月間です。「食」について考えてみませんか。