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◆伝統芸能を受け継ぐ
練り込み囃子と盆ぼんまつり 8/15
「練り込み囃子」は江戸時代から奥山田に伝わる伝統芸能です。毎年1月5日に奥山田天神社鳥居前に大きなしめ縄を飾り、その年の豊作祈願や厄除けのために鐘や太鼓を鳴らし踊っていたのが、やがて雨乞いと盆の奉納のため、8月15日に行われるようになりました。戦後約30年途絶えていましたが、昭和49年に保存会が立ち上がり、当時の記憶を頼りに音色が復活。大人たちだけで伝承するのは難しく、次代を担う子どもたちにも継いでもらうため、昭和56年より奥山田小学校の協力を得て、子どもたちを指導しながら続けてきました。
しかし児童が減少し、このままでは「練り込み囃子」が消えてしまうということで、奥山田小卒業生や町内の先生方、また有志の参加者を募り続けてきました。保存会では、毎年一人でも多くの方に「練り込み囃子」を伝え、この後に続く「盆ぼんまつり」を盛り上げようとしています。来年も多くの方に参加していただきたいと思います。

◆大人も子どもも大盛り上がり
禅定寺区夏祭り 8/16
毎年恒例の禅定寺区のふるさと夏祭りが開催され、子どもからお年寄りまで、区内外から多くの人が集まり、祭りを楽しみました。
開会宣言がされると夜店がオープンし、子どもたちは、ヨーヨーつり、輪投げ、射的、スーパーボールすくいなどに目を輝かせて楽しみ、大人たちは、普段会えない友人たちと、たこ焼きや枝豆をつまみに冷えたビールで話を弾ませました。中盤にはビンゴゲームが行われ、番号がアナウンスされるたび歓声と落胆の声で大盛り上がり。祭りの最後はダンシング盆踊りと称して、荻野目洋子のダンシングヒーローや西城秀樹のYMCAなどの曲に合わせて、インストラクター指導の下、踊りで汗を流しました。花火で閉幕となり、参加者には夏の良い思い出になったことでしょう。