くらし 生活支援体制整備事業「ざっくばらんなおしゃべり会 in こやCafe」を開催しました

みなさん、お住まいの地域で歳を重ねていくということを想像していますか?いくつになっても人との繋がりや関わりを持って生活を送ることは、元気に暮らすために重要なことです。
ざっくばらんなおしゃべり会は、住民さんが気軽に立ち寄れる場所で、美味しいものをいただきながら、地域の温かいお話や困りごと・ニーズなどをお話しする会です。
今回は本庄浜のこやCafeで1日おしゃべり会を開催しました。午前中は常連さんが集い、午後からは石野先生の在宅療養のお話とコラボをして「いつまでも元気に、地域で暮らすこと」についてお話しました。

11月26日、水曜日。
臨時営業にもかかわらず、おしゃべり会の開催を知った地域の常連さん達がやってくる。コーヒーチケットを数え、年内分が足りるかを計算している人や、「週末になると、どんなに天気が悪くてもここに来んなんなーと思うんだ」と次のオープンを待ち望む人もいる。小家カフェに行くことが、出かけるきっかけになっている人がたくさんいるようだ。

◆「どこで最期を迎えたいですか?」
午後からは石野先生の在宅療養のお話。
「今のうちからしっかり意思を示しておかないと、『もしもの時』しゃべれないまま救急車で運ばれて、自分が望んだ結果にならないことがあります」「みなさん、どこで、どんな最期を迎えたいですか」と先生。「そりゃあ家がよいに決まっているけど…」と答える参加者に周囲もうなずく。
「できるだけ長い間、元気にこの地域で暮らすには?」という投げかけが、おしゃべり会のテーマと重なる。「医療や介護保険などの公的なサービスも必要だが、共助(お互いに助け合うこと)がとても必要」と先生は続ける。

◆「私たちにできることってなんだろう」
「先生、私、4人くらいのメンバーでいつも立ち話してるんです。これも共助になるんですか?」最高齢90歳の参加者が尋ねる。
「素敵なことですね。そうやって集まってると、いつも来る人が来なかったら様子見にいくでしょう?もし倒れていても助けられる。家から出て、お話することも認知症予防に良い。みんなにとって良い。立派な共助ですよ!」
「そうだったんか!」先生の言葉を聞いて晴れ晴れした笑顔に変わった。
「私たち若い世代ができることはなんですか?」赤ちゃんを連れたママさんが先生に尋ねる。このような集まりに子育て世代が参加されるのは貴重なことだ。
「高齢者は赤ちゃんを見ただけで元気になる。普段のお散歩の途中で地域の方に声をかけたり、赤ちゃんの顔を見せてあげてほしい」
子どもが増えて、毎日元気な声が飛び交う本庄浜地区。「そんなことしとったら危ないで‼」地域に子どもを叱ってくれる人がいる。
「勝手に家に子どもが入ってたら、きっとうちの子か○○くんです」「わははは」そんなことを言い、笑い合える。若い世代や子供たちにとっても心地よい関係性に地域の力を感じる。
「わたしの綴り帖に意思を書き記し、元気なうちに親族に話しておくことが大事です」と先生。コーヒーの香りに包まれて、可愛い赤ちゃんを微笑ましく見守りつつ、気づけば14名が参加し、老後のことや、地域で暮らしていくことについて、じっくり話し合ったおしゃべり会でした。

※わたしの綴り帖(エンディングノート)が必要な方は地域包括支援センターまで。

お問合せ:
・伊根町社会福祉協議会【電話】32-0176
・伊根町地域包括支援センター【電話】32-3041