くらし 【特集】人権週間・なにわ人権展(2)

■第41回 なにわ人権展
特設ホームページ 開設時期:12月1日(月)~令和8年1月31日(土)
【URL】https://www.clab.company/jinken2025/

1983年2月21日、浪速区と大正区の境を流れる木津川に架かる大浪橋の橋梁に、差別落書きが書かれているのが市民の通報によって発見されました。
この大浪橋差別落書き事件を機に、区民・行政が一体となって人権問題に取り組んできた歴史的経過を踏まえて、4区の人権に関する取組を一層推進するため、1994年9月には浪速・西・港・大正4区の人権啓発推進協議会で あらゆる差別の早期撤廃と人権尊重のまちづくりをめざす区民宣言 が採択されました。
現在は4区役所が 人権展・人・愛・ふれあいプラザ 協力者会議 の協力を得て、毎年、各区持ち回りで人権展を主催しており、本年は 第41回なにわ人権展 を開催します。

◆あらゆる差別の早期撤廃と人権尊重のまちづくりをめざす
▽区民宣言
私たちは皆、平和なまちで、社会で、しあわせに暮らしたい、人間らしく生きたいと願っています。
すべての人が、人間として尊ばれ、基本的人権が侵されることのない明るく住みよい社会の実現は、日本国憲法の精神であり、世界人権宣言の理念です。
いまや私たちは、国際的な人権尊重の潮流のなかで、新たに関西国際空港開港に伴って、急速な国際化時代を迎えようとしています。21世紀に向けた共同の社会づくりを進めるためには、世界的に人権の確立と法的整備が求められています。
しかしながら私たちのまわりでは、依然として部落差別をはじめ、障害者差別、女性差別、民族差別、難病など、さまざまな人権侵害が後を絶ちません。
人権尊重のまちづくりは、区民一人ひとりの自覚はもとより、家庭や職場、さらには地域社会において、あらゆる差別を しない、させない、許さない 不断の努力によって実現するものであり、そのことが私たちみんなに求められています。
ここに部落差別をはじめ、あらゆる差別の撤廃と人権尊重のまちづくりをめざし、全力をあげて推進すること宣言します。

1994年9月9日
大阪市浪速区人権啓発推進協議会 大阪市西区人権啓発推進協議会
大阪市港区人権啓発推進協議会 大阪市大正区人権啓発推進協議会

◆イベント
会場:大阪祭典なにわ区民ホール(浪速区民センター)

▽話を聞いて知る高齢者の人権
〔講演会〕高齢者らしさに縛らない関わり方~高齢者の人権 権利擁護の視点から~
日時:12月5日(金)13時30分~
内容:高齢者の人権(権利擁護)
講演者:株式会社ソーシャルケアリーチ 代表取締役 濵﨑勲さん

▽映画を観て考える人権
〔映画〕「かば」の上映・監督作品解説
日時:12月6日(土)13時30分~
内容:映画上映と作品解説
講演者:川本貴弘さん
(映画「かば」製作総指揮・原作・脚本・監督)

・映画「かば」とは
差別と偏見、貧困などさまざまな問題を抱えた環境の中で生徒たちに正面から向き合った実在した中学校教師たちの生き方を描いた作品。

▽展示で考える人権
浪速区内の小中学生の人権ポスター・標語、浪速区制100周年記念タイムカプセル封入物を展示
日時:12月5日(金)・6日(土)13時30 ~17時30 
内容:人権について考えたことや感じたことを、子どもたちの優しくて豊かな感性でポスター・標語に表現してもらいました。また、浪速区制100周年記念タイムカプセルに入っていた思い出も展示します。

■大正区内の小中学生の人権啓発標語を紹介します
人権週間にあわせて、人権について考えたことや感じたことを標語で表現してもらいました。子どもたちの優しくて豊かな感性に触れることで、人権や差別について考えるきっかけになり、人権尊重の意識が広まっていくと考えています。