健康 健康コラム

■がん検診を受けましょう
◆がん検診について
大阪市では、胃がん・大腸がん・肺がん・子宮頸がん・乳がん・前立腺がん検診を実施しています。受診方法など詳細につきましては、ホームページでご確認ください。

▽『もしも』のために定期的ながん検診の受診が大切です。
がんは、検査で見つけることができる1センチ大になるまでに、10~20年かかります。しかし、1センチのがんが2センチになるには、1年半しかかかりません。また、早期がんでは多くの場合、自覚症状はほとんどありません。検診を1~2年ごとに受け、早期にがんを発見することが大切です。

▽早期発見できれば、がんは治ります
進行度(ステージ)が早期であればあるほど、がんが治る可能性が高くなるだけでなく、仕事との両立もしやすくなり、がんの治療が身体的にも、経済的にも、心理的にも軽くなります。

〔がんの進行度(ステージ)と5年生存率の関係〕
・胃がん
1期(早期がん)92.8パーセント → 4期(進行がん)6.3パーセント
・大腸がん
1期(早期がん)92.3パーセント → 4期(進行がん)18.3パーセント
・肺がん
1期(早期がん)82.2パーセント → 4期(進行がん)9.0パーセント
・乳がん
1期(早期がん)98.9パーセント → 4期(進行がん)39.8パーセント
・子宮頸がん
1期(早期がん)94.9パーセント → 4期(進行がん)25.9パーセント
(参考)国立がん研究センターがん情報サービス 院内がん登録2014-2015年5年生存率集計

※生存率
がんと診断された場合に、治療でどのくらい生命を救えるのかを示す指標。100パーセントに近いほど治療で救えるがん、0パーセントに近いほど治療で生命を救い難いがんであることを意味します。がんのみが死因となる場合の生存率を計算した「ネット・サバイバル」を記載。

問合せ:保健活動3階32番
【電話】06-4394-9968