くらし 区役所内の防災井戸を改良し、汲み上げできる水量が増えました
- 23/23
- 前の記事
- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府大阪市鶴見区
- 広報紙名 : 広報つるみ 令和7年12月号
■区役所内の防災井戸を改良し、汲み上げできる水量が増えました
大規模災害時の生活用水(飲用を除く)確保のため、鶴見区では本市の災害時協力井戸制度の登録の促進を図るとともに、独自の取組として昨年7月に試験的に防災井戸を区役所敷地内に設置しました。水質検査では人体に触れても問題がないと確認され、生活用水として活用可能ですが、揚水量に課題がありました。本年10月に井戸の深さを地下30m程に延長するなど改良した結果、仮に約1,000人の方が避難した際の最低生活維持(トイレ、洗面等)に必要な水量(1人1日17L。飲料水3Lを含まず)でも余裕をもって賄えるだけの揚水が可能となりました。手動ながら軽い力で動かすことができます。
防災井戸については運用の検証を引き続き行うとともに、区内の避難所となる小学校等の地下水状況等の調査や関係各部署との調整などを通して今後の防災井戸設置の可否等を検討する取組を進めていきます。
また、今年度スタートの災害時協力井戸制度についても、井戸所有者の善意に拠るところが大きいにもかかわらず、当区では既に2箇所の井戸を登録いただいています。近隣住民の命を守ることにつながります。ご協力ありがとうございます。引き続き登録いただける井戸を募っています。
問合せ:
総務課(総務)4階41番【電話】06-6915-9625
市民協働課(市民協働)1階8番【電話】06-6915-9846
