イベント みんなの万博

開催中の大阪・関西万博。あなたはどんな体験をしましたか。

◆ボランティアの活躍が印象的
芝田在住・ビル経営 八木修一郎さん(80代)

友人に誘われて開幕5日目に行きました。友人とは「一緒に行動せんと、昼に会おう」と約束して別れ、私はとにかく上がりたかった大屋根リングへ。木造でがっしり組まれた構造や、眼下に広がるすばらしい景色に感動しました。
その後、空いているパビリオンをいくつか回りましたが、途中、方角がわからなくなって、ボランティアの方にいろいろ教えてもらいました。多くのボランティアが活躍しておられるのが印象的。パンフレットで探すより、やはり人に聞く方が便利でいいですね。
お昼に友人と合流して「近大マグロ」を食べ、午後は再び別行動。今回、私は何も下調べせず、様子を見に行ったような感じでしたが、次に行く時は目的を持って行こうと思います。

◆リング上の「第九」自由に歌えた
中津在住・高校生 大住紀喜さん(10代)

開幕初日の「1万人の第九 EXPO2025」に参加しました。中学校では合唱部、高校では声楽を学んでいて、万博という特別な場所に響く1万人の声ってどんな重さやろう、どんな力やろう、と友だちと2人で応募して参加できることになりました。
外で歌うのは初めて。私は大屋根リングの一番高い所だったので、オーケストラは遠かったのですが、1万人が見渡せる広い景色に向かって、自由に歌えました。普段は「こう歌わなあかん」とか考えてしまうこともあるのですが。
今年はドイツ語の授業が始まります。「第九」を練習してドイツ語を少し学べたし、ベートーべンって天才やなぁと改めて気付けたし、ソリストさんの声を聞いて、私もあんな風になりたいと思いました。すごくパワーをもらえる体験でした。