子育て 子育て世代の新たな居場所 「堂島つどいの広場ぐぅぐぅ」がオープン

■堂島地域に初の「つどいの広場」が誕生
堂島地域の一角にある地域のコミュニティ施設・堂島会館。その2階に0歳からおおむね3歳までの子どもとその保護者が無料で利用できる「堂島つどいの広場 ぐぅぐぅ」が10月1日、オープンしました。同地域では初の子育て支援施設です。
約30畳の明るく開放的な部屋の半分は、主に2〜3歳児が元気に身体を動かして遊ぶことができるエリアで、はしごや平均台など多様な遊びを安全に体験できる遊具が設置されています。もう半分は、赤ちゃんがハイハイしたり寝転んだりゆったりできるエリア。床は全面白木を使った温かみのある空間で、子どもたちが思い思いに時間を過ごすことができます。

■子育て支援の拠点
「つどいの広場」は大阪市の地域子育て支援拠点事業の施設のひとつ。子育てする親子が気軽に集い、交流を深める場であるとともに、地域における子育ての相談支援や情報提供などの役割も担っています。
今回誕生した「ぐぅぐぅ」は、中津と豊崎地域で同事業を運営する一般社団法人あおぞら湯の3つめの拠点。「ぐぅぐぅ」という名前には、赤ちゃんが安心して「ぐぅぐぅ」眠れるように、そしてパパ・ママたちが互いの子育てを「Good Good(グーグー)」と認め合えるようなホッとできる居場所をつくりたい、という思いが込められています。

■地域の協力があって施設を開設
近年、タワーマンションなどの建設が進む堂島・中之島地域は子育て世帯が増加傾向にあり、支援施設の開設が求められていましたが、家賃の高さが問題でした。
「堂島『ぐぅぐぅ』が開設できたのは地域の皆さんの協力があってこそ。堂島会館の2階を快く提供いただいた上に、置かれていた荷物なども片付けてくれました」と施設長の小倉敦子さん。「子育て世帯が会館に出入りすることで若い世代が地域活動に参加するきっかけにつながればと、地域の皆さんから未来を見据えた前向きな意見をいただけたのもうれしかったですね」。子育て世帯を迎え入れ、新たなコミュニティを育てていこうとする地域の思いが伝わってきます。

■保護者もつながり支え合おう
子どもを早い段階で保育園に預け仕事に復帰する人も多い北区。「子育てに集中的に関わる期間やほかの保護者と交流する機会が限られ、孤独を感じることもあるかもしれません。『つどいの広場』は赤ちゃん同士の交流はもちろん、保護者の皆さんもつながり支え合える場所です」と小倉さん。ここで出会った人が、かけがえのないママ友・パパ友になることだってあります。是非一度、「つどいの広場」に遊びに来てください。

■大阪市地域子育て支援拠点事業 堂島つどいの広場ぐぅぐぅ(無料)
開館時間:月~金 10:00~16:00(祝日除く)
※お盆・年末年始の開館予定については電話・HPでご確認ください
場所:堂島会館2階(堂島2-2-26)

問合せ:【電話】070-9171-3338

ぐぅぐぅHP
【HP】https://gugu.aozorayu.com/

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