くらし (特集)なってみませんか?民生委員・児童委員

5月12日は民生委員・児童委員の日

■なってみませんか?民生委員・児童委員

○民生委員・児童委員ってどんな人?
民生委員・児童委員(以下、民生・児童委員)は、自らの住む地域の身近な相談相手として、困り事を抱える人と支援機関をつなぐ大切な役割を担います。
市では約600人の民生・児童委員が小学校区ごとに活動しています。

○民生委員は、厚生労働大臣から委嘱を受け、ボランティアとして活動する非常勤の地方公務員です。全ての民生委員は、児童福祉法により児童委員を兼任します。推薦会による面談などを経て推薦され、厚生労働大臣から直接本人へ委嘱されます。任期は3年で再任も可能です。

民生・児童委員の活動
地域の見守り役として一人暮らしの高齢者を訪ねたり、支援が必要な人を市の相談窓口や社会福祉協議会などの専門機関へつないだりします。また、子どもの見守りや居場所づくりなど、地域でさまざまな活動をしています。

訪問活動/子どもの見守り/居場所づくり/定例会議

○民生・児童委員の亀上さんに聞きました
Q1 普段どんな活動をしていますか?
民生・児童委員として、高齢者の見守りや訪問活動を続けながら、地域のイベントにも可能な限り参加しています。
また、子育てサロンなど、子育て中の皆さんの悩みをキャッチできる場所に伺ったりもしています。

Q2 民生・児童委員になろうと思ったきっかけを教えてください
もともと子どもが好きなので、民生・児童委員になる前から、世代間交流や読み聞かせなど、地域の活動に参加していました。前任の方が退任されるタイミングでお声掛けいただき、今の私に至っています。

Q3 民生・児童委員のやりがいは何ですか?
生活の中で「誰かと会ってお話ができる」ということがとても大切なことだと思っています。地域の皆さんと、お互い元気にお話ができることが、私のやりがいにつながっています。

Q4 お仕事との両立について教えてください
民生・児童委員を始めた頃は、週5日の仕事をしながら活動をしていました。活動の量は自分で決められるので、現在も週2日の仕事をしながら両立できています。

Q5 活動の中で気を付けていることはありますか?
地域のイベントに参加する時などは、自分自身も参加者の一人として楽しむことを意識しています。他の参加者と知り合いになることで、自然に困り事を聞けることもあります。

■あなたも一緒に活動してみませんか
民生・児童委員になるために、特別な資格や専門知識は必要ありません。仕事や子育てをしながら、自分にできる範囲で活動している人もいます。また、定例会議や研修会に参加することで、委員同士の相談や情報交換、知識の習得も可能です。

○こんな人にぴったりです
・人と話すことが好き
・困っている人を放っておけない
・社会貢献に興味がある
・住んでいる地域を暮らしやすくしたい
・秘密を守ることができる

小学校区ごとに定員数や欠員状況が異なります。
民生・児童委員の活動に興味のある人は、まず地域共生課にご相談ください。

問い合わせ:地域共生課
【電話】6858-2219