子育て IKEDA TOPICS(3)

■(子育て)体育指導の充実や運動習慣の改善に 全国体力・運動能力、運動習慣等調査
6年4月から7月にかけて、子どもの体力の向上のための課題を検証し、その改善を図ることを目的とした全国体力・運動能力、運動習慣等調査が、全国の小学5年生と中学2年生、義務教育学校の5・8年生を対象に実施されました。

◇本市の結果概要
今年度の体力合計点については、中学校男子は全国平均を上回っていますが、小学校男子・女子、中学校女子は全国平均を下回っており、全体的に課題が見られる結果でした。個別の調査項目を見ると、「ボール投げ」で、特に課題が見られました。また、アンケートの結果では、平日の運動時間が全国よりも少なく、運動する機会と場の確保に課題が見られました。

◇今後の取り組み
バランスよく体力を向上していくためには、幼少期からさまざまな動きを経験することが大切です。
遊びを通して、さまざまな動きを経験できるよう、環境づくりを工夫するとともに、縄跳び大会や球技大会など、各校の実態に応じて、運動に親しむ機会をつくります。
また、陸上競技など、その種目の指導に精通した先生やコーチに教えてもらう機会をつくることで、各運動領域の技能力向上を図るとともに、動画で自分の動きを確認するなど、ICTを効果的に活用した体育科の授業づくりを推進します。

◇本市を全国・大阪府と比較した結果
調査項目:
(1)握力
(2)上体起こし
(3)長座体前屈
(4)反復横とび
(5)持久走
(6)20mシャトルラン
(7)50m走
(8)立ち幅とび
(9)ソフトボール投げ(ハンドボール投げ)
※実技調査T得点は全国平均値(50点)に対する相対的な位置を示す指標です。50点より上の種目は全国平均を上回っています。(5)持久走は中学校のみです。

問合せ:学校教育推進課
【電話】754・6293
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