- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府泉大津市
- 広報紙名 : 広報いずみおおつ 令和7年6月号
■自身の終活を考えている人へ
ひとり暮らしの高齢者が増加する中、自身の最期について考える人々に、より適切なサポートが求められています。本市では、人生の最期まで安心して暮らせるよう、終活(人生の終わりに向けた準備)に関するさまざまな相談を受け付け、葬儀・納骨などの手続きについて支援するエンディングサポート事業を開始します。
この事業での相談は無料ですが、事前に電話で予約が必要です。
◆終活相談
終活についての相談を受け、相続や遺言作成、成年後見制度などご案内します。また、司法書士などの専門家にも相談できます。
◆生前契約支援事業
葬儀・納骨などについて、協力葬祭事業者と生前に契約することをサポートします。
○生前契約支援対象
次の要件をすべて満たす人
(1)市内在住
(2)概ね65歳以上(60歳以上で余命宣告を受けている人は対象)
(3)ひとり暮らしで頼れる身寄りがいない
(4)月収18万円以下、預貯金などが350万円以下、所有する不動産の固定資産評価額の合計が500万円以下
(5)生活保護を受給していない
○手続きの流れ
(1)葬儀、納骨、リビングウィル(生前の意志)について、市が相談を受け、対象者に、協力葬祭事業者の情報を提供します。
(2)葬儀・納骨の生前契約と支援プランの策定・保管
市の職員が立ち会いのもと、対象者と協力葬祭事業者が契約を締結し、費用を事業者に預託していただきます。市は契約書の写しやリビングウィルを保管し、定期的に対象者の状況確認などを行います。
※費用は原則、葬儀・納骨費用、事務管理費を含めて36万円までですが、希望があれば、追加費用で葬儀内容などを拡充することできます。
(3)契約の履行と確認
対象者が亡くなられた際に、契約した協力葬祭事業者が、葬儀、納骨を行い、市はその履行確認を行います。
問合せ:福祉政策課