- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府泉大津市
- 広報紙名 : 広報いずみおおつ 令和7年6月号
「予防救急」とは、救急車を呼ぶような大きなケガや病気を未然に防ぐため、日頃から心がける意識や行動のことです。
高齢者のケガの原因として多い、転倒、転落、窒息、ぶつかるなどについての事故防止ポイントを紹介します。
■事故防止ポイントランキング
◇1位 転倒(段差、玄関、廊下など)
・段差につまずかないよう気をつけましょう
・転倒を防ぐために整理整頓を心がけましょう
・階段、廊下、玄関、浴室など滑り止め対策をしましょう
◇2位 転落(階段、ベッド、脚立、椅子など)
・階段などには手すりを配置しましょう
・ベッドにも転落防止の柵をつけましょう
・脚立などを使用して作業するときは補助者に支えてもらいましょう
◇3位 窒息(食物〔餅・肉など〕、薬類の包装など)
・細かく調理。ゆっくりよく噛むことで窒息予防
・お茶などの水分を取りながら食事をしましょう
・急に話しかけて、慌てさせないように気をつけましょう
◇4位 ぶつかる(家具、人、柱、ドアなど)
・慌てず、周りをよく見て行動しましょう
・通路などに物を置かないようにしましょう
・暗いところは十分な明るさを確保しましょう
◆熱中症に気をつけよう!
「熱中症」は、高温多湿な環境下で、発汗による体温調節などがうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、場合によっては死亡することもあります。熱中症について正しい知識を身につけ、体調の変化に気をつけましょう。
・暑さを避け、こまめに水分補給をしましょう
・めまい、立ちくらみ、筋肉痛、大量の発汗は熱中症の初期症状です!
・応急処置をしても症状が改善されない場合は医療機関を受診しましょう
問合せ:消防本部警防課救急救助係