くらし 【クローズアップ2】地震発生! 避難生活はどこで?(2)

■備蓄は最低3日分 ローリングストックがお勧め
備蓄は最低3日分、できれば1週間分しておきましょう。
備蓄にはローリングストックがお勧めです。食料品などの消費期限切れを防ぐことできるだけでなく、災害時にも日常生活と近い食生活を送ることができます。

・ローリングストック…普段購入する食料品や日用品を少し多めに買って、消費したものはまた買い足すことで一定の量を備蓄する方法

◆防災物品はチェックリストを使ってみて
在宅避難に備える物品は、下のリストを参考にしてみてください。普段使用する消耗品も、多めに購入して災害時に備えておきましょう。

○飲料水・食料品
・飲料水(3L×人数×3日)
・食料品(缶詰、レトルト食品、フリーズドライ食品など)

○日用品など
・トイレットペーパー
・ウエットティッシュ
・ポリ袋
・簡易トイレ(5回×人数×3日)
・モバイルバッテリー
・ドライシャンプー
・コンタクトレンズ
・ラップ
・使い捨てカイロ
・生理用品
・カセットコンロ
・カセットボンベ
・ラジオ
・乾電池
・LEDランタン、懐中電灯

◆防災担当者お勧めプラスワングッズ
「在宅避難はこれでもっと快適に」
危機管理室 井上亮汰さん

○ポータブル電源
スマホの充電やラジオ危機管理室などに

○フルーツ缶詰
不足しがちなビタミンを補給

○クーラーボックス
停電時の食料保存に

■家具・家電の対策も忘れずに
安全な生活空間を確保するためには、家具や家電の耐震も大切です。家具・家電はしっかりと固定するほか、ガラスなどには飛散防止フィルムを貼りましょう。
〔POINT〕
・家具などが倒れても避難経路をふさがないように、出入口の付近には、何も物を置かないことが大切です
・ストーブなどの暖房機器の近くには、燃えやすいものを置かない
・スリッパがあるとガラスなどが飛散しても安全に室内を移動できます
※詳しくは本紙をご覧ください。

◆マンション暮らしの人はこんなことにも気を付けて
マンションは、一戸建てに比べ倒壊のリスクが低いと言われていて、在宅避難が可能な場合が多いです。ただし、マンションならではの注意点もあります。

○エレベーターを使わない
発災直後は動いていても、余震などで急に停止する可能性があります

○トイレの水は流さない
下水管のつまりや損傷で、下の階のトイレで水があふれる可能性があります

○停電したときの移動経路は?
停電などで自動ドアが動かない可能性が。手動のドアの位置を確認しておきましょう

■もっと知りたいQandA
[Q]ライフラインはいつ復旧する?
[A]約1カ月で電気・水道・ガスは復旧見込み
ライフラインの復旧は、損傷具合などで地域ごとに差が生じます。市域でのおおよその目安は右記のとおりです。
(府南海トラフ巨大地震災害対策等検討部会)

電気:約24時間後
発災直後は半分程度の世帯で一時的な停電が予想されます

水道:約30日後
断水時は元栓を閉めて、泥や濁り水の逆流を防ぎましょう

ガス:約30日後
ガスの臭いがしたら換気扇などはつけず、窓を開けて換気しましょう

[Q]備蓄物資がなくなったら?
[A]近くの避難所に取りに来て
避難所は物資の供給拠点にもなっています。備蓄している物資がなくなったら、近くの避難所で補給しましょう。また、在宅避難をしていて自宅のトイレが使えない場合などは、避難所のマンホールトイレなども利用してください。

■災害時には自助・共助の両方が必要です
危機管理室主幹 冨田剛司さん
今号では、個々の備え(自助)をテーマに紹介しましたが、防災には地域住民で助け合うこと(共助)も大切です。
在宅避難を想定する人も、避難所を利用する機会があるかもしれません。住民同士の横のつながりも大切にしながら、自分のできる範囲で災害に備えておきましょう。

問合せ:危機管理室
【電話】674-7314