くらし 市長コラム

■社会の先輩たちとの交流を通じて成長する子どもたち
市では、よりよい教育の実現をめざし、市長をはじめとした市の幹部と、教育長、教育委員などが一堂に会する「貝塚市総合教育会議」を毎年開催し、地域の教育課題や将来像を共有しています。
今年度は、学校以外の学びとして、大阪・関西万博の教育的意義や、現在東地区で建設中の新たな地域交流センター(ひと・ふれあいセンター、やすらぎ老人福祉センター、青少年人権教育交流館、東共同浴場の合築)を舞台とした交流促進などについて議論を深めました。
大阪・関西万博での学習については、事前に「何を学びたいか」を児童生徒が自ら考え、実際現地で多様な文化や価値観に触れ、さらにそこで得た気づきを普段の行動へつなげていくという3つの段階での学びに取り組みました。授業ではパビリオンの担当者からヒントをいただき、環境保護のために自分たちができることを考えたり、コリアタウンでの校外学習やオーストラリア人留学生との交流を通して多様性について意見を出し合うなど、主体的な学びが広がっています。
また、新たな地域交流センターは、地域間交流、世代間交流、国際交流の3つを柱に、市民交流・人権課題解決の拠点にしていきたいと考えています。統合する施設の1つであるハート交流館で開催している「子どもまつり」は、全小学校区からの参加により、これまで地域間の交流を深めてきました。この度、やすらぎ老人福祉センターなど他の施設と一緒になることで、世代間交流など交流の幅を一層広げることができます。
子どもたちにとって、社会に出ていく準備として義務教育の期間に、普段学校で教わる教科の学びに留まらず、様々な価値観をもつ他者との交流を通じた人間形成のための学びを深めることはとても大切です。そのためには、社会の先輩である地域の皆様に愛され、見守られ、背中を押されながら多様な価値観に触れる機会が不可欠です。こうした関わりを通して地域に愛着を持ち「地域の一員として活躍したい」と志を抱く子どもたちが増えることを願っております。皆様のご協力をお願いいたします。

問合せ先:教育総務課
【電話】072-433-7106