- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府貝塚市
- 広報紙名 : 広報かいづか 令和7年10月号
■かいづか家族の日 ワークショップ 苔テラリウムをつくってみよう!
ガラス容器に広がるコケの空間を楽しんでみましょう。
日時:11月15日(土曜日)午後1時30分~3時
対象:どなたでも(中学生以下は保護者同伴)
定員:10人(多数の場合は抽選)
材料費:1個1,000円
申込:住所(番地以下不要)・電話番号・氏名(参加者全員)・年齢を記入し、メール・窓口で
締切:11月2日(日曜日)
■水みらいセンター見学とプランクトン観察
中部水みらいセンターの見学会・二色の浜のプランクトンやセンター内の処理場で水をきれいにするためのプランクトンなども見てみよう!
日時:10月25日(土曜日)午前10時~正午(荒天中止)
集合:中部水みらいセンターに午前10時
対象:小学生以上(中学生以下は保護者同伴)
定員:60人(多数の場合は抽選)
申込:住所(番地以下不要)・電話番号・氏名(参加者全員)・年齢を記入し、メール・窓口で
締切:10月19日(日曜日)
■和泉葛城山ブナ林 秋の自然観察会
市の生物多様性のシンボルの一つである国指定天然記念物のブナ林の秋のようすを観察してみましょう。
日時:11月2日(日曜日)午後1時30分~3時30分(雨天中止)
集合:和泉葛城山ブナ林山頂広場の駐車場
対象:小学生以上(中学生以下は保護者同伴)
定員:20人(多数の場合は抽選)
申込:住所(番地以下不要)・氏名(参加者全員)・年齢・電話番号を記入し、メール・窓口で
締切:10月25日(土曜日)
■生きものだいすき!「アイフィンガーガエル」
◯井の中の蛙大海を知らず?
今月からは両生類について話をはじめます。両生類とは、幼生期は水中でエラ呼吸をし、成体になると肺と皮膚で呼吸する名前のとおり「2つの生活」をするという、一生で大きな変化をするのが特徴です。カエル・イモリ・サンショウウオなどがそうです。
では、両生類のイモリとハ虫類のヤモリは、どうやって区別するのか質問されることがよくあります。前足の指の数を数えると簡単です。イモリなどの両生類は前足の指が4本、ヤモリなどのハ虫類の前足の指は5本なのです。実は、ハ虫類というのは両生類よりも鳥類に近い存在ということもご記憶ください。
魅力あふれる両生類ですが、なんと日本にも子育てをするカエルがいます。石垣島や西表島に生息しているアイフィンガーガエルです。小さな水たまりに卵を産み、母カエルはオタマジャクシに無精卵を食べさせて育てます。育児をするカエルは日本ではアイフィンガーガエルだけです。
この興味深い生態をもつカエルを知った時、「井の中の蛙大海を知らず」とは失礼しました。広い世界を知らないのは我々人間の方でした…。このアイフィンガーガエル、現在、自然遊学館で飼育中です。今はオスだけですが、夢はメスも一緒に飼育して繁殖させ、子育てする姿を皆さんと一緒に見ることです。乞うご期待!
問合せ:自然遊学館
【電話】072-431-8457
火曜日休館日
【メール】[email protected]
