子育て 学校提案型人材育成事業

■創意工夫ある教育活動の創出と学校のエンパワメントをはかる 守口市教育委員会 学校提案型人材育成事業

学校提案型人材育成事業とは…
守口市人材育成基金を活用し、基金の設置目的である『多様化・高度化する時代に即応して活躍できる国際感覚に溢れた人材を育成することによる「文化都市守口」の実現に資する』ことを目的とし、併せて市の教育理念である『郷土を誇りに思い、夢と志をもって、国際社会で主体的に行動する人の育成』の実現に向け、各学校の創意工夫ある教育活動を創出するとともに、学校のエンパワメントを図る事業です。

令和7年度に採択された3校の取り組みを紹介!
◆守口小学校
▽夢と志を育む「サイエンスチャレンジ」事業
地域企業(TOMO〜NI(トモーニ)…株式会社パソナ日本総務部が運営)と連携して、3〜6年生を対象に本事業に取り組んでいます。教科書では扱わないような理科実験をとおして、子どもの「なぜ?」という好奇心を刺激し、自ら学び考える力を育むとともに、理数系への興味・関心を育み、創造力や問題解決能力の向上に向けて取り組んでいます。各学年での取り組みを一部紹介します。

・3年生 「スライムで“ゲル”を知ろう」
物質の変化や手触りなど、観察の視点を確認してから実験に取り組みました。子どもたちはメスシリンダーを使って水の量などを調整しながらスライムを完成させました。
学習後は、半固体状の“ゲル”がクリーナーなどにも活用されていることを知りました。

・4年生 「ダジックアース」
工作をとおして、太陽系の惑星の大きさや位置を確認したり、子どもたちが実際に動いたりしながら、地球の自転や公転、月の満ち欠けについて学びました。「ダジックアース」という球形のスクリーンに地球や惑星が映し出されると、子どもたちからは「わぁ」と声が上がりました。理科室内に浮かぶ惑星や地球に興味津々でした。

・5・6年生 「リニアモーターカーはどう進むの?」
電池と磁石の力を使って、リニアモーターカーがどのように進むか、実際に磁石を並べて実験しました。他にも、回転モータとリニアモータの構造の違いや、この技術が実社会でどのように応用されているかについて学びました。
弱い電流でも、リニアモーターカーに見立てたアルミ箔の筒が動くように、細部までこだわった線路づくりに挑戦しました。

◆藤田小学校
▽メディアリテラシーを通して「未来を築くキャリア教育」育成事業
情報があふれる今日において、テレビや新聞といったメディアが発信する情報を適切に理解し、自分の日々の暮らしや生き方に活用できるメディアリテラシーを育むとともに、子どもたち自身がさまざまなメディアをとおして自己および他者、地域や社会に関心をもち、積極的にかかわる意欲の向上をめざします。これまでの活動についてお知らせします。

・5・6年生
元TBSキャスターで教育と報道の両面に精通した白鴎(はくおう)大学の下村健一(しもむらけんいち)教授を招聘(しょうへい)し、出前授業を実施してもらいました。
子どもたちは、情報を得たときに、思い込むのではなく、まずは「本当かな」「見えているもの以外に何か隠されていないかな」と考えることの大切さを学びました。

(児童の感想)
私が下村さんの話を聞いて、SNSについて気をつけようと思ったことが2つあります。1つめはすぐに決めつけないことです。でてきた情報についてすぐに即断しないで、「そうかなと呟くこと」をこれからやっていきたいです。2つめは情報を広めないことです。みた情報を友達に共有したり、SNSにあげたりしないで、「事実と印象に分けること」、「見方を変えること」、「角度を変えること」に気をつけていきたいと思います。

・6年生
読売新聞大阪本社 伊東広路記者にお越しいただき、一眼レフカメラとタブレットを使用して、「取材する」、「写真を撮影すること」とはどういうことかを学びました。その際に、何をどのように撮影すれば自分たちが伝えたいことを伝えられるのか、国語で学習したことを思い出しながら考えました。

・修学旅行での取材活動
学んだことを活用して平和新聞を作成するため、子どもたちは修学旅行先の広島平和記念公園で取材活動を行いました。伝えたい内容を詳しくする写真を撮影したり、外国人へインタビューをしたりして、新聞づくりに必要な情報を集めました。

他にも、運動会で5・6年生の広報係が撮影し、撮影した写真を校内に発信しました。今後、藤田小学校では作成した平和新聞を地域に発信したり、校内においても1年生から4年生に向けて5・6年生が作成した新聞や動画を発信したりする予定をしています。

◆錦中学校
▽錦防災フォーラム
防災フォーラムを実施し、保護者・地域と連携し、命を守ることができる防災力を高める中で、地域学校協働活動を活性化し、学校・家庭・地域のつながりを深め、子どもの健全育成をはかります。

防災フォーラムを実施しました。
2年生は、防災教育として防災訓練を実施しました。その様子を報告します。

最初に消防署の人から話を聞き、その後6つのブースを順番に回ります。

(1)マンホールトイレ設置体験
校内にあるマンホールトイレを、生徒がふたの開閉や使い方を実際に体験しました。
・学校に非常用トイレがあるなんて知らなかった

(2)炊き出し訓練
地域福祉課や日赤奉仕団の協力を得て、400人分の山菜おこわの調理を体験。
・本当に災害が起こったら、もっとたくさんの炊き出しをしなければ…

(3)水消火器訓練
守口消防署の指導により訓練用の水消火器を使って、火元に見立てた的に当てる訓練をしました。

(4)傷病人搬送訓練
毛布たんかなどを使った傷病人搬送と、のどに物を詰まらせたときの応急手当を体験。
・いざというときの対応を学べたので、実践しようと思った。

(5)心肺蘇生法訓練
胸骨圧迫訓練機器を使い、救急車到着までの心臓マッサージを体験。
・人の命にかかわることなので、真剣に学べてよかった 身の回りでなにかあったときには活用したい

(6)AED実習
訓練用AEDを使って、AEDの使い方を体験。

防災講話
全校生徒と地域の人、保護者が国際的な防災研究の第一人者である関西大学特別任命教授の河田惠昭(かわたよしあき)先生に講話いただきました。
・災害はいつどこで起きるかわからないからハザードマップを見直したり、食料とかを準備しておかないと、と改めて思った。

※詳しくは本紙またはPDF版をご覧ください。

問合せ:学校教育課
【電話】06-6995-3151