- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府八尾市
- 広報紙名 : やお市政だより 令和7年6月号
令和5年6月にLGBT理解増進法が施行され2年が経過します
ID:1017914
LGBT理解増進法(性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律)は、性的マイノリティが、性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関して国民の理解が進んでいないことによって生きづらさを感じていることなどから、性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進を図ることを目的に制定されました。
しかし、性的マイノリティは全人口の3~10%いると言われており、差別や偏見に苦しんでいる人々がいるのが現状です。
性自認:自分の性をどのように認識している
性的指向:恋愛感情や性的な関心がどの性別に向いているか
◆LGBTQとは
上の表の各語の頭文字をとって「LGBTQ」と表現され、性的マイノリティの総称としても使われたり、性的指向や性自認を持たない人なども含めて「LGBTQ+」と表現されたりすることもあります。
また、「LGBTQ」と「そうでない人」というような、はっきりした境界があるわけではありません。
◆性のあり方は人それぞれ
LGBT理解増進法は憲法を前提とした理念法で、差別を禁止する規定を設けているわけではありません。
性のあり方は人それぞれ異なります。価値観や考え方の広がりを持って、さまざまな性のあり方が存在することを当たり前のこととし、それに対応できる社会を築いていくことが必要です。相互に人格と個性を尊重し合いながら、誰もが暮らしやすい社会にしていきましょう。
問合せ:人権政策課
【電話】924・3830【FAX】924・0175