- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府河内長野市
- 広報紙名 : 広報かわちながの 令和8年1月号
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KAWACHINAGANO CITY
河内長野で輝いている人に聞きました
■NPO法人 森林ボランティア トモロス
種池 寛さん
◇森に光を入れてきれいな森を維持したい
「かつては林業が盛んだったため管理されていましたが、今は未整備のまま放置され高齢化により手入れが行き届かない森が増えています。木は樹齢100年程度でCO2吸収力が落ちていくので、森を維持するには間伐が必要です」と真剣なまなざしで話すのは、森林整備を行うボランティア団体トモロスの副理事長を務める種池さん。
薪ストーブに憧れ、都心から河内長野市に移住するなど木や自然が好きだった種池さんは、森林養成講座へ参加したことがきっかけとなり有志でトモロスを設立しました。様々な現場を経験するうちに事故防止への意識の大切さを実感し、安全マニュアルを作成。作業前にはKYK(危険予知活動)の周知を徹底しています。「ベテランの人ほど当たり前の作業になり危険予知の意識が薄れがちですが、林業は最も事故率が高い業種です。危険が隣り合わせの作業の中で事故を防ぐためにも、安全マニュアルが重要です」と語ります。
活動は主に屋外での森林整備で、所有者の意向を聞き、山の形状や方角を考慮のうえ間伐計画を立て、10~20人で活動します。「計画通りに倒せると、やったな、やったぞと、仲間でお互いに拍手したたえあいます。暗かった森に木漏れ日が注ぎ明るい森になると、やりがいを感じ達成感がありますね」と温かい笑顔を浮かべます。
現在メンバーは30~80代の87人。木工教室や子どもたちへの森林教育も行っています。「森をきれいに整備し散策できるようにしたい、と思う方は講座を受け資格を取り、一緒に活動できればうれしいです」と思いを語ってくれました。
◇ほっと 大切にしているものPOINT
チェーンソーは安全面を考え、持ち運ぶ際はカバーを付けて後ろ向きに持ちます。万一転んでしまっても、致命傷を避けることができます。腰から足の前面に装着しているのは、チェーンソーでの怪我を防ぐための防護カバーで「チャップス」といいます。安全に怪我なく活動できるよう、常に仲間とともに声を掛け合って活動しています。
