- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府河内長野市
- 広報紙名 : 広報かわちながの 令和7年11月号
本市出身の今永虎雅(いまながたいが)選手が9月に名古屋で開催されたボクシング日本ライト級王座決定戦に勝利し、第66代チャンピオンとなりました。
今永選手は、史上初の高校8冠を含むアマチュア10冠を獲得し、令和3年にプロの道へ。大橋ボクシングジムに所属し、初めてのタイトル挑戦を勝利で飾りました。
その後9月17日に、チャンピオンベルトを携えて本市を訪れ、市長と対談しました。
・王座決定戦は思い通りの試合運びでしたか?
今は、自分のボクシングスタイルを作っている段階です。対戦相手が打たれ強く、思い通りとまではいきませんでしたが、先を見据えて収穫の多い試合だったと思います。
・ボクシングを始めたきっかけは?
5歳で空手を始め、父のすすめで中学からボクシングを始めました。当初は楽しいより、しんどい気持ちが強かったですね(笑)。
プロ転向後は、心構えが備わったからか練習も試合も心から楽しめています。
・尊敬する、目標とする選手はおられますか?
ジムの先輩でスーパーバンタム級世界チャンピオンの井上尚弥さんは、飛び抜けて技術レベルや意識が高く尊敬しています。
でも、手が届かないとは思いません。やり方次第では追いつき、追い越すことができる。しっかりトレーニングして、もっともっと強くなりたいと思います。
・河内長野のどんなところが好きですか?
南海電車で河内長野まで帰ってきた時、車窓からマンション群が見えると、心が癒され「ほっ」とします。田舎過ぎず都会過ぎず、生まれ育ったこのまちの何気ない風景が好きです。
・本市の子どもたちにメッセージをお願いします。
自分が心底やりたいことや夢を見つけて、楽しみながらそれを深めてほしいと思います。楽しむことで成長が早まり、充実感や取り組む意味も感じられます。
12月27日に予定している次の試合を応援していただき、楽しんでほしいです。
・今永虎雅さん
平成11年8月9日生(26歳)。小山田小、長野中出身。奈良県立王寺工業高校、東洋大学卒。プロ9戦9勝(5KO)無敗。
