くらし 人権のひろばvol.309

「人権のひろば」に対するご意見、ご感想は秘書広報課または、人権室までお寄せください。

■地域福祉の総合相談窓口、CSW(コミュニティソーシャルワーカー)
◆CSWをご存じですか?
「悩みがあるけど、どこに相談していいかわからない」「近所に困っている人がいるけど、大丈夫かな」といった地域の人の困り事・心配事を、性別・年齢・属性を問わずどんな話でも聞くのがCSWです。
福祉制度は「高齢者」「障害」「子ども」「生活困窮」など、分野ごとに分かれていますが、実際の暮らしの困り事は、複数の原因が絡み合った場合が多く、きれいに分類できません。一つの制度だけで解決しない困り事を地域の相談窓口として聞き、必要な公的制度が受けられるよう寄り添って支援しています。

◆CSWの役割
個人の課題解決をめざす以外にもう一つ、CSWの大切な役割があります。それは、地域共生社会の実現をめざした「地域づくり」を行うことです。
地域共生社会とは、誰もが社会での役割を持ち、お互いを尊重し合い、その人らしい生活を送ることができる社会のことです。そのためには、基盤となる地域のつながりが必要不可欠であるため、公的機関やサービス事業所などの社会や人同士をつなぐ活動に取り組んでいます。しかし、これはCSWだけで完成できることではありません。

◆私たちができること
まずは、身近に相談できるCSWがいることを知っておくことが、大切です。そして地域の中で、困った時にお互いを気に掛け、思いやれる関係を作ろうとする気持ちを持つことです。ちょっとした意識や行動を変えることで、誰もが、誰かの人権を守る存在になることができます。皆さんが主役となり、CSWと一緒に地域共生社会を育てていきましょう。

◆相談窓口
市では小学校区単位に「安心・いきいきネット相談支援センター」を設置し、CSWを配置しています。
◇相談の例
・生活が苦しい
・家が片付かない
・子育てと親の介護の両方でしんどい…など