くらし [特集]その油断が危険 火災は突然に(1)

私たちの大切な命や財産を、一瞬で奪ってしまう火災。
本市でも、住宅での火災や、電気機器やリチウムイオン電池による火災が発生しています。
いつ、どこで起きてもおかしくない火災に備えて、日頃から火の使い方や身のまわりを見直しましょう。

本市では、ここ数年、火災の発生が増えています(表1参照)。
火の取り扱いには、これまで以上に注意が必要です。
特に建物火災が10件以上増えており、原因としては電気機器やリチウムイオン電池による火災が多く見られます。
火災による死者は令和5年の2人から1人に減りましたが、大切な命が失われていることに変わりはありません。
火災は、私たちの身近でも起こります。
普段の火の取り扱いや、電気製品の使い方にも十分注意しましょう。

[表1]本市の火災件数

■リチウムイオン電池による火災が増えています
スマートフォンやタブレット、携帯ゲーム機、モバイルバッテリー、コードレス掃除機など、私たちの暮らしの中で広く使われているリチウムイオン電池。便利な反面、使い方を誤ると発火や爆発などの事故につながることがあります。
最近では、市内でもモバイルバッテリーが原因の火災が発生しています。
安全に使うために、次のポイントを確認しましょう。

[1]PSEマークの確認
安全基準を満たした製品には「PSEマーク」がついています。
※詳しくは本紙をご覧ください。

[2]強い衝撃はNG
落としたり、強い衝撃を与えないように注意しましょう。

[3]高温になる場所を避ける
カバンの中での充電や夏の車内など、高温になる場所に置かない。

◇不用になったリチウムイオン電池を回収しています
市では、メーカーや販売店などで回収されなかったリチウムイオン電池を回収しています。
リチウムイオン電池の正しい出し方については、市ホームページ(二次元コード)または環境政策室(【電話】99・8122)までお問い合わせください。
※二次元コードは本紙をご覧ください。
回収場所:
・市政情報コーナー横(市役所2階)
・和泉シティプラザ生涯学習センター
・北部リージョンセンター
・南部リージョンセンター
回収する電池の種類:リチウムイオン電池等の充電式電池
※膨張・破損している場合は、環境政策室までお持ちください(平日9時〜17時15分)

■住宅防火いのちを守る10のポイント
◇4つの習慣
火災の発生を防ぐために、次の4つの習慣を守りましょう。

※詳しくは本紙をご覧ください。

◇6つの対策
万一火災が発生しても、被害を抑え人命を守るために、日ごろから次の6つの対策をとりましょう。

※詳しくは本紙をご覧ください。

◇住宅用火災警報器の点検方法

※詳しくは本紙をご覧ください。
出典:政府広報オンライン「住宅火災からいのちを守る10のポイント。「逃げ遅れ」を防ぐために。」