くらし [くらしサポート]ひきこもりの現状

■ひきこもりの問題を考え、支援の手を広げましょう
内閣府が令和5年3月31日に発表した「こども・若者の意識と生活に関する調査」によると、自宅にいる15~64歳のひきこもり状態の人は、全国で約146万人にのぼります。
これはおよそ50人に1人に相当します。ひきこもりは、年齢や立場を問わず様ざまな人にみられ、きっかけも様ざまです。

◆ひきこもりの理解のために
身近な人がひきこもりの状態になったとき、その状況を受け入れることは簡単ではありません。
ひきこもりに至る理由や状態は一人ひとり異なるため、一つの方法ですべてが解決できるわけではありません。けれど、理解してくれる人がそばにいることや、適切な支援を受けることが大切です。

◆本人・家族だけで抱え込まず、まずはご相談ください
市では、ひきこもりに関する相談を受け付けています。気持ちや考えがまとまっていなくても大丈夫です。あなたのペースで、あなたのタイミングでお話しください。誰かに話すことで、気持ちが整理されたり、ひとりじゃないと感じられるかもしれません。少しでも気持ちが楽になるよう、お手伝いします。
相談内容はすべて守られますので、周りに知られたくないことや家庭のことを話すことにためらいがあっても安心してご相談ください。匿名での相談もできます。
困っていること、悩んでいることを一緒に考えましょう。訪問やオンライン相談を希望する場合は、くらし・しごとサポートセンターまでお問い合わせください。

相談場所:くらし・しごとサポートセンター(くらしサポート課内)
電話番号:【電話】99・8100(月~金曜日の午前9時~午後5時15分)
※市ホームページの問い合わせフォーム(くらしサポート課)からも相談できます

◆「ひきこもり」をテーマとした対話交流イベント等を行います。いずれも参加費は無料です。
◇ひきこもりセミナー(当事者・経験者・家族向け)
ひきこもり当事者やその家族が意見を交換し、気持ちや想いを共有することで孤立感を和らげることができる場所です。
日時:12月11日(木)午後2時~4時
場所:市役所別館3階3-1・3-2会議室
※申込は不要。当日、直接会場へ

◇ひきこもりUX女子会
ひきこもり状態にあったり、対人関係で悩んだりするなど、様ざまな生きづらさを抱える女性を対象に、気持ちや想いを共有できる場所です。
日時:令和8年1月7日(水)午後1時30分~4時30分
場所:市役所別館3階3-1・3-2会議室
内容:
・ひきこもり経験者による「体験談」(女性であれば当事者・経験者でない人も参加できます。)
・当事者・経験者同士のみの「グループトーク」
※申込は不要。当日、直接会場へ

問合せ:くらしサポート課
【電話】99・8100