文化 美の扉~和泉市久保惣記念美術館~

開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌平日休館)
入館料:一般500円、高校・大学生300円、中学生以下無料
割引:20人以上、65歳以上(証明になるものを提示)、提携団体の会員証(会員含め5人まで)はいずれも2割引。各種障がい者手帳等提示の本人と介助者1人は無料

■美の扉を開こう!
◆常設展「上方ブロマイド―役者絵と美人画―」
今回は、海外で「Osaka Prints」として人気を得ている大坂で作られた浮世絵を中心に展示します。
期間:11月30日(日)~令和8年1月25日(日)

◇おすすめ作品の紹介
華やかな舞台、粋な役者、艶やかな美人、浮世絵からブロマイドへ時を超える海外で大人気の「Osaka Prints」
万博開催地となった大阪でかつて制作された上方浮世絵は、江戸の浮世絵とはひと味ちがいます。
発行点数は少ないながらも金や空摺(からずり)を用いた豪華な浮世絵が作られました。「むめや繁松(しげまつ)」は金が用いられている作品で、背景の青色と衣装の赤色の対比が目を引く作品です。
「市川鰕十郎(えびじゅうろう)の唐犬十兵衛(とうけんじゅうべえ)」は「紅紫大坂潤(べにむらさきあいでそめあげ)」の登場人物です。髑髏(どくろ)の衣装が役の粋を感じさせます。上方浮世絵は「Osaka Prints」と呼ばれ海外で人気を得ています。この機会に世界で注目される上方浮世絵の世界をお楽しみください。

◇館長のコレを見て!
今回の展覧会でも展示している大坂の遊女たちが物語の登場人物に扮装した練り物の図は、仮装行列を描いています。
男装をする遊女もいたようです。凛とした姿を展示室で見てください。

■12月の美術館イベント

問合せ:美術館
【電話】54・0001
(〒594-1156、内田町三丁目6-12)