しごと (摂津市で働く保育士のお話)摂津市で働く、未来を育む保育士

市内には公立・私立あわせて30カ所の保育施設があり、約2,700人の乳幼児が利用しています。この特集では、摂津市で保育士として働くことの魅力に迫ります。

◆保育士の仕事とは?
保育士(保育教諭)は、こどもたちの生活や遊びを通じて、生きる力の土台を育むお手伝いをします。
具体的には、食事や着替えなどの日常サポート、遊びや散歩でのルールやマナーの習得支援があります。また、保護者の相談やアドバイスも行い、こどもたちの健やかな成長をともに見守る存在でもあります。
多様な活動を通じて、こどもたちの成長を目の前で感じられる、やりがいのある仕事です。

◇保育の時間割(幼児・一例)
7:00…登園
8:00…好きな遊び
9:30…朝の会
10:00…設定保育など
11:30…昼食
12:30…絵本・紙芝居
13:00・14:00…午睡
15:00…おやつ
16:00…終わりの会
~好きな遊び、降園

◆摂津市で働く保育士の声を聴く
幼保連携型認定こども園「学校法人成晃学院 正雀ひかり園」で活躍する保育士歴2年目の永井さんに日々のことや、やりがいを聴きました。

・今年度から3歳児クラスの担任を受け持っているんですね。
「はい、昨年度は、先輩と2人でクラスを持っていました。今年度は、担任として1人で向き合うことに責任を感じています。受け持つクラスのこどもが約15人となり、『できることは自分でやろう』と声をかけています。戸惑う子もいますが、ていねいにフォローをしつつ、その成長を見守るのが楽しみです。」

・保育士を目指したきっかけを教えてください。
「物心ついた頃から小さい子が好きで、お世話をするのが楽しかったんです。『保育士になりたい』という夢は、小さい頃からずっと持ち続けていました。」

・なぜ摂津市で働くことを選んだのですか?
「大学在学中に多くの保育現場を見学しました。中でも摂津市は、住宅街が広がり、公園も整備されていて、こどもたちがのびのびと過ごせると感じました。そんな環境に惹かれ、ここで働きたいと思いました。」

・クラスではどのような遊びをしていますか?
「ごっこ遊びが人気で、特にお医者さんごっこが流行っています。こどもたちが『今日はどうなさいましたか?』『お熱がありますね』なんて言ってくれるんですよ。小さいお医者さんに診察してもらっていると、本当に微笑ましいです。」

・日々の業務で心がけていることは何ですか?
「先輩から教わった『端的に』『抑揚をつけて』こどもたちに伝えることを心掛けています。保護者とも良好な関係を築けるよう、自分から積極的にあいさつし、関わっていくようにしています。」

・摂津市の新規採用保育士給付金を知ったときにどう思いましたか?
「うれしいサポートだな、と。そうしたサポートが、さらにやる気に繋がっていますし、摂津市で今後も働き続けたいと思っています。」

・保育士としてのやりがいと、これからの目標を教えてください。
「こどもたちの楽しそうに過ごしている姿を見ることが、私にとって最大のやりがいです。今年はさらなるスキルアップを目指し、こどもたちや保護者から、より一層信頼される、頼もしい保育士になれるよう努力したいと思います。」

◆保育士として働くなら摂津市
インタビュー中に何度も「こどもの笑顔に励まされる」と語る永井さん。仕事に誇りを持ち、こどもに対する深い愛情が感じられました。
私立保育施設では、熱意ある保育士を募集中。摂津市は、保育士の人材確保・離職防止や働きやすい環境整備に取り組んでいます。摂津市であなたも保育士として働きませんか。

◆保育士を支える市の取り組み
摂津市は、私立保育施設とそこで働く保育士などに対する支援を行っています。

(保育士支援)新規採用保育士給付金
私立保育施設に新規採用された常勤の保育士に、5年で最大100万円を支給

(事業者支援)保育士宿舎借り上げ支援事業
私立保育施設を運営する事業者が借り上げた宿舎の家賃の一部を補助

(事業者支援)保育施設体制強化事業
保育士の働きやすい環境整備のため、清掃、配膳などを行う職員の人件費を補助

(事業者支援)保育補助者雇上げ強化事業
保育士の業務負担軽減のため、保育サポートを行う職員の人件費を補助

問い合わせ:保育教育課