- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府東大阪市
- 広報紙名 : 東大阪市政だより 令和7年(2025年)5月号
最近海外由来ウイルスによる麻しん患者が複数確認されています。流行地域への渡航歴がないケースもあり注意が必要です。
麻しんウイルスは感染力が非常に強く、空気・飛沫・接触感染などにより、感染します。麻しんに対する免疫が不充分な人が感染すると高い確率で発症し、肺炎や脳炎などの合併症で重症化することもある病気です。
◆症状
感染すると約10日後に発熱や咳といった風邪に似た症状が現れます。2日間~3日間熱が続いた後、39度以上の高熱と発疹が出現します。
◆症状がある場合
医療機関に電話などで麻しんの疑いがあることを伝え、医療機関の指示に従って受診してください。
■麻しん風しん混合(MR)ワクチンの予防接種を受けましょう
麻しんは予防接種で予防することができます。定期予防接種の対象者は早めに接種しましょう。
麻しん風しん混合ワクチンは2回の接種が必要です。ワクチンの供給不足が継続しています。早めに予約しましょう。
対象・接種期間:
・第1期…1歳児/1歳の誕生日~2歳の誕生日の前日
・第2期…幼稚園などの年長児(平成31年4月2日~令和2年4月1日生まれ)/来年3月31日(火曜日)まで
※麻しんまたは風しんのいずれかにかかったことがあっても麻しん風しん混合ワクチンの接種は可能です。接種期間を過ぎてしまうと有料です。
ところ:市内委託医療機関
持ち物:母子健康手帳、本人確認書類、すこやか番号
※委託医療機関一覧は市ウェブサイトをご覧いただくか、感染症対策課または保健センターへお問合せください。
■昨年度接種対象者は接種期間を延長します
昨年度中の麻しん風しん混合ワクチンの供給不足により、定期接種対象期間内に希望しても接種できなかった方について、定期接種対象期間を延長します。
対象:
・第1期…令和4年4月2日~令和5年4月1日生まれで麻しん風しん混合ワクチン未接種の方
・第2期…昨年度における第2期の対象者(平成30年4月2日~平成31年4月1日生まれ)で麻しん風しん混合ワクチン未接種の方
・第5期…昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれの男性で、昨年度中に抗体検査を実施した結果、風しんの抗体が不充分でワクチン未接種の方
接種可能期間:4月1日~令和9年3月31日
※今年度定期接種対象者の期間延長はありませんので、期間内に接種してください。
問合せ先:感染症対策課
【電話】072-960-3805【FAX】072-960-3809