くらし 消費生活だより 第59号

■「クリーニングのトラブル」について
季節が変わり、衣替えした服などをクリーニングに出す人も多いのではないでしょうか。
そこで、第59号では、全国の消費生活センターに寄せられたクリーニングに関する消費者トラブルを紹介します。

◆全国の相談事例
(1)クリーニング店にズボンを出したら、シミが付いて戻ってきた。依頼する前にはこのシミはなかった。どうしたらいいか。
(2)ジャンパーをクリーニングに出し、出来上がりの状態を確認しないまま、クローゼットにしまっていた。数か月後に着ようと思ったところ、ジッパーが故障していて着られる状態ではない。クリーニング店に苦情を伝えたところ、「補償期間は過ぎている」と言われ、対応してくれない。

クリーニングによるトラブルは、複数の要素が重なって発生することが多く、原因の特定が困難です。また時間が経つと解決がより難しくなります。
トラブルに遭わないために、クリーニングに出す時、受け取る時は、必ず衣類の状態やクリーニングの処理方法を店舗の人と一緒に確認しましょう。
また、万が一品物に損傷があった場合、SマークやLDマークを掲示したクリーニング店では、「クリーニング事故賠償基準」に基づき、対応してくれます。
困ったときは、すぐに消費生活センターに相談しましょう。

【Sマーク】(安全、安心、清潔の頭文字を表したもの)
厚生労働大臣が認可した「クリーニング業の標準営業約款」に基づいて営業している店に付与

【LDマーク】(ランドリー、ドライクリーニングの頭文字を表したもの)
全国クリーニング生活衛生同業組合連合会の会員である47都道府県クリーニング生活衛生同業組合に加盟している店に付与

■消費者力をUPしよう⤴⤴
大阪府警のホームページによると、令和7年7月末時点、大阪府内における還付金詐欺の被害額が9億円を超えたことが報告されています。
10月15日(水)、町内にあるATM前で還付金詐欺に関する手口や対策の説明、啓発品を配布し、ATM利用者の皆さんに注意喚起を実施しました。
「そんな電話が家にもかかってくるよ～」などの声もあり、引き続き注意が必要です!

《次回は、12月15日(月)に特殊詐欺(還付金詐欺)に関する注意喚起を実施します‼》

■食品ロス削減についての講座を実施しました。
[in中村こども園・石川こども園]
9月10日(水)、かなん戦隊ダマサレンジャーが中村こども園、石川こども園に参上。
・「たべものかいじゅうあらわる!?」の絵本の読み聞かせ
・1年間に捨てられている食べ物は、おにぎり何個分?クイズなどを行い、
子どもたちは、絵本を真剣に見つめ、元気いっぱいクイズに答えてくれました!
最後には、「これからも食べ物を大切にする!」とダマサレンジャーと約束してくれました。

悪質な訪問業者から身を守るために、「お断りステッカー」を配布しています。他にも、消費者問題に関する暮らしに役立つパンフレットを置いています。
配布場所：役場2階農林商工観光課窓口

問い合わせ：農林商工観光課商工観光係
【相談窓口】
富田林市消費生活センター
【電話】25-1000
富田林市役所2階
※午前9時～正午、午後1時～4時