- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県豊岡市
- 広報紙名 : 広報とよおか 2025年10月号
■持続可能な公共交通へ 予約型乗合交通の運行協定を締結
8月26日、本市と全但バス、豊岡市社会福祉協議会、竹野地域運営協議会の4者により「竹野地域予約型乗合交通の運行に関する協定」を締結しました。
竹野地域では、路線バスの利用者減少や運転士不足により、従来の定時路線の維持が難しい状況となっていました。そこで地域の皆さんとの意見交換を重ね、利便性の高い新たな交通体系として「予約型乗合交通」を導入します。本年10月から運行を開始し、高齢者をはじめとした地域の皆さんの移動手段を確保するとともに、持続可能な公共交通の仕組みづくりを進めていきます。
・運行日や運賃などの詳細は市ホームページを確認
※本紙二次元コードよりご覧ください。
問合せ:都市整備課
【電話】23-1712
■姉妹都市・長野県上田市への表敬訪問を行いました
8月27日〜28日、門間市長と出石地域の観光事業団体が長野県上田市を表敬訪問し、土屋陽一市長らと両市の友好関係の更なる発展について意見交換を行いました。
上田市とは、1706(宝永3)年の出石藩主国替えを縁に、1979年に旧上田市と旧出石町が姉妹都市提携を締結して以来、交流を継続しています。特に出石地域とは毎年11月3日に開催される「出石お城まつり」への来賓参加や、信州上田の特産物販売などで深い関わりがあります。
今回の訪問を機にさまざまな分野で交流の展開が期待される、有意義な訪問となりました。
・市ホームページにも掲載しています
※本紙二次元コードよりご覧ください。
問合せ:出石振興局地域振興課
【電話】21-9028
■若い世代と語り合い、未来の豊岡を共に描く
8月6日、門間市長が近畿大学附属豊岡高校と豊岡高校を訪問し、2年生の生徒たちと未来の豊岡について語り合う「タウンミーティング」を実施しました。
生徒たちからは「都会へのあこがれはあるが豊岡にしかない自然や人とのつながりを大切にしたい」「子どもができたときに豊岡ならではの体験をさせたい」「さまざまな取り組みや魅力があるのに市民でも知らないことが多いためもっと積極的に発信してほしい」など、率直で前向きな意見が相次ぎました。
今回出された意見は、第3期豊岡市地方創生総合戦略の策定に向けた大切な基礎資料として活用します。
・人口ビジョン総合戦略
※本紙二次元コードよりご覧ください。
問合せ:経営企画課
【電話】21-9022
■道路事業の早期実現を願って 促進大会を開催
8月9日、市民会館で、北近畿豊岡自動車道・山陰近畿自動車道早期実現促進大会が開催されました。この大会は、北近畿豊岡自動車道と山陰近畿自動車道の早期完成に向けて、これらの道路の重要性や必要性を国や県に訴えるために開催しており、今年で30回目を迎えます。
会場には、国会議員の他、国交省、兵庫県、関係自治体や住民など約700人が集まりました。地元住民による意見発表では「この道路は、地域の未来にとって非常に重要な鍵を握っている」と語り、道路に対する熱い想いを伝えました。
今後も、早期完成に向けた事業推進を国や県に要望し、一日も早い全線開通を目指します。
・市ホームページにも掲載しています
※本紙二次元コードよりご覧ください。
問合せ:建設課
【電話】29-0010
■島根大学と住民自治の未来を探る共同研究を実施
本市では、2019年度から住民自治組織の活動が円滑に行われ、住民生活をより良くするため、島根大学教育学部の作野広和(さくのひろかず)教授と共同研究を行っています。研究の一環として、前田拓望(まえだたくみ)さん(4年生)が、地域の活動状況や課題などについて、五荘、小坂、資母の3地区でヒアリングを行いました。
前田さんは「行政区によって抱える課題や地域コミュニティへ求める役割が多様であることがわかりました。改めて地域コミュニティの価値を考えるきっかけとしたいです」とヒアリングに手応えを感じていました。
ヒアリング結果を参考に、今後の行政区および地域コミュニティ組織のあり方について検討していきます。
問合せ:地域づくり課
【電話】21-9020
■主な市政の動き
《8月》
▽6日
・タウンミーティング
▽9日
・第30回北近畿豊岡自動車道・山陰近畿自動車道早期実現促進大会
▽26日
・竹野地域予約型乗合交通の運行に関する協定の締結
▽27日
・長野県上田市へ表敬訪問(〜28日)
▽29日
・豊岡市議会9月定例会(〜9月26日)
▽31日
・市民総参加訓練(地震)
《9月》
▽11日
・豊岡演劇祭2025(〜23日)