- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県加古川市
- 広報紙名 : 広報かこがわ 令和8年1月号
市の重点施策の一つであるJR加古川駅周辺の再整備。昨年開催したシンポジウムや社会実験に参加した皆さんと一緒に、駅周辺のまちづくりについて話しました。
市長 岡田康裕
平成26年7月に市長に就任し現在3期目。駅周辺の再整備、河川敷でのにぎわいづくりなどに取り組む。
神戸芸術工科大学 建築・環境デザイン学科 長濱 伸貴教授
加古川駅周辺まちづくり検討会会長として加古川駅周辺の再整備に携わっている。
市議会議長 中村亮太
令和7年7月に第71代市議会議長に就任。駅周辺の活性化などを議論し、市に提案する取り組みを進めている。
NPO法人シミンズシーズ代表理事 阪口 努さん
寺家町商店街内で「かわのまちほいくえん」「かわのまちリビング」を運営。毎月開催の「かわのまちマーケット」をはじめ、イベントを多数主催。
大塚 ゆうきさん
6年前に他市から移住し、4人の子を育てている。親子サークルや買い物で駅周辺を利用。雑貨店としてイベントに出店し、社会実験にも参加。
石井 心陽(こはる)さん
市内高等学校2年生。通学で駅周辺を利用している。かわのまちマーケットなどの地域イベントにボランティアで参加。
■Check! JR加古川駅周辺の再整備
JR加古川駅周辺をより使いやすく便利な場所にし、さまざまな世代の人が集まって過ごせるよう、市では再整備に向けて準備を進めています。カピル21ビルやサンライズ加古川ビルなどを、商業施設や図書館、子育てプラザ、文化ホールなどの複合施設に整備します。
くわしくはこちら(※本紙参照)
12月号でも特集しています。
くわしくはこちら(※本紙参照)
■再整備に向けて
市長:昨年は権現総合公園や日岡山公園のニュースポーツゾーンがオープンし、屋外で楽しめる場が増えました。にぎわいづくりでは、河川敷でのかわまちづくりと共にJR加古川駅周辺の再整備を進めています。昨年8月に基本方針を策定しました。今年は令和9年度に向け基本計画を仕上げていきます。
議長:駅前の再整備は大きな投資が必要ですので、議会では年間を通じた調査テーマとして、議論を深めながら市民の代表という立場で要望をしっかりと伝えていきます。
市長:昨年は駅前の公共空間を利活用する社会実験をしました。イベントを開催したり、ストリートファニチャーを設置したりし、人の流れや集まり方、利用の状況などを確かめました。皆さんの駅周辺との関わり方やイベントなどへの参加について、教えてください。
大塚:加古川に移住してきたのがコロナ禍の直前で、何もできないまま3、4年が過ぎやっと自由になってきたところで、家族でハンドメイドショップを立ち上げました。阪口さんがされている「かわのまちマーケット」にも出店しています。駅周辺は商業施設も多く、よく利用しています。
石井:私は高砂市在住で、自転車で駅周辺を通りながら高校へ通っています。かわのまちマーケットにボランティアで参加し、スタッフ・運営メンバーとして出店者やスタッフの皆さんと交流し、いろいろな体験をさせていただいています。
阪口:僕は「みんなでいろんなことをつくっていく」というのをテーマに活動しています。イベントを企画していて感じますが、駅前を使いたい人やプレーヤー(運営者・出演者など)がとても多いんですよ。
市長:さまざまなイベントが盛り上がっていますね。駅前や河川敷の社会実験を通して、市民の皆さんの中に多くのプレーヤーがいらっしゃることが分かりました。
阪口:「何かをやりたい人この指止まれ!」と声を掛けたらすぐに集まるのが、加古川の人の魅力の一つかなと思います。
長濱:阪口さんのように、最初に声を上げてまちづくりをリードする人材が重要です。皆さん何かしたい気持ちがあるんですよね。でも「こんなことをしてもいいのかな」というためらいもあるんです。社会実験は「ここまでならできる」ということを確かめる目的もあります。
◇社会実験 ストリートファニチャーの設置
くつろぎ空間をつくる目的で、JR加古川駅南広場やベルデモール商店街にベンチやテーブルなどを設置。木材は地元の工務店が協力し、ベンチ作りワークショップを行うなど製作過程にも人々が関わる仕組みを考えました。
