- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県川西市
- 広報紙名 : 広報かわにし milife 令和7年5月号
■クレジットカードの不正利用を防ぐために
◇利用明細のチェックを習慣に適切な管理が大切です
事例:クレジットカードの利用明細に覚えのない3万円という金額を見つけた。他にもあるかもしれないと思い、1年前の利用明細から確認したら3,000円、5,000円など覚えのない金額が合計約7万円あった。クレジットカード会社に連絡し、調査してもらうことになったが「直近60日までしか補償対象にならない」と言われた。(70歳代男性)
回答:クレジットカードの不正利用に関する相談が増えています。事例の場合、相談者が「1年前にカード会社からメールが届き『至急、本人確認を』と書いてあったのでカード番号を入力したことがある」と思い出しました。これはカード会社を騙(かた)るメールでカード番号を盗まれたのではないかと考えられます。覚えのない請求があればすぐにカード会社に連絡し、調査の依頼、カード利用の停止や再発行の手続きをしましょう。調査の結果、カード会社が不正利用だと認めた場合は補償されます。ただし、多くのカード会社は、連絡した日からさかのぼって60日以内を補償期間と定めています。
早い段階で不正利用に気付くためには、毎月の利用明細のこまめな確認が大切です。チェックする習慣をつけましょう。
利用規約にはカードは名義人本人だけが使用できると定められているので、家族が勝手にカードを利用した場合は、本人には覚えのない請求であっても不正利用にあたらず補償対象にはなりません。
適切な管理を行い、使わなくなったカードがあれば退会・解約することも検討してください。
問合せ:消費生活センター
【電話】072-740-1167