くらし 【Mayor’s Letter】市長田村克也のお手紙届けます。

■一年を振り返って
三田市長 田村克也

12月は、「サンタ×(クロス)三田プロジェクト」としてさまざまな催しを行います(10頁(ページ)参照)。「三田国際マスターズマラソン」と同日の21日には、フィンランドからサンタもやってきます。三田の冬をぜひお楽しみください。
さて、今年を振り返りますと、全国的な米価格の高騰に加え、三田市では前上越市長の発言による騒動がありましたが、迅速に動いた結果、三田米の認知度アップにつながったと実感しています。認知度アップという点では、ふるさと納税の寄附額が6年度には3億4千万円と過去最高になり、今年度も順調に推移しています。
また、公共交通の担い手不足に対して、神姫バス株式会社との「担い手共創プロジェクト」により、新たにバス運転手1名を確保し、三田市交通大使に任命しました。来年4月にもさらに1名を確保できる見込みです。
8月の三田まつりでは、8万人と多くの皆さんに来場いただき、花火を使った演出を加えたバブルショーが大変好評でした。
なかでも、「こどもを核としたまちづくり」を掲げ、「6つの無料化」を実現できたことは大きな成果です。高校生期までの全ての子どもの医療費完全無料化、中学校給食の無料化などを実施し、将来を担う子どもたちの健やかな成長を支え、地域社会の基盤づくりの第一歩を踏み出しました。さらに、道路や公園の植栽管理に力を入れ、住みよいまちづくりも進めています。
また、これまで取り残されてきた多くの課題に正面から向き合うべく、「三田市未来への財政ロードマップ(案)」を公表しました。皆さんからいただいたご意見を踏まえ、各取組項目の実行や検討を進めてまいります。
来年も引き続き、次世代へ継ぐべき挑戦の年として、令和7年を礎として、さらに飛躍し続ける三田市を築いていきます。

■Mayor’s Photo Diary
11月5日:姉妹都市の豪ブルーマウンテンズ市を訪問した三田ラグビークラブ・ジュニアの児童から活動報告
11月11日:太平洋島嶼国(とうしょこく)・日本地方自治体ネットワーク実務者会議の各国大使館関係者などがガラス工芸館を視察
11月11日:交通安全ポスターコンクール小・中学生の各部の最優秀賞受賞者を表彰。作品は展示や啓発グッズに使用